2006 Fiscal Year Annual Research Report
次世代パターンメーキング教育のためのアパレルCADe-ラーニングシステムの開発
Project/Area Number |
17300230
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Research Institution | Wayo Women's University |
Principal Investigator |
山本 高美 和洋女子大学, 家政学部・服飾造形学科, 講師 (10327182)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤代 一成 東北大学, 流体科学・研究所, 教授 (00181347)
坂元 章 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (00205759)
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Keywords | 被服構成学 / 教育工学 / パターンメーキング / CAD / eラーニング |
Research Abstract |
アパレル業界のIT化から,従来からの被服製作における個別製作の方法に加え,アパレル生産の仕組みやCADを指導することが必要となっている.また,即戦力の育成も期待されるようになり,これまで専門学校のみで行われていたデザイナーやパターンナー(洋服のパターンを作成する専門職)等の専門職業教育の必要性が高まっている. そこで,開発するCAD教育用カリキュラムは,以下の3点を特長とする. アパレル企業の業務内容を網羅,CADの関連科目と連携,初心者から上級者までの学習が可能,これらのカリキュラムに沿った基礎科目で使用できる授業用テキストも開発し,CADを操作できる総合的な知識と技能の指導ができるようにした. カリキュラムの評価は,受講者であるCADの基礎科目2科目を受講した学生,および専門家(大学・専門学校の教員)を対象に,アンケートとインタビュー調査を実施した. カリキュラム開発において工夫した点の評価は,全体によかった.特に評価がよかったものは,「導入段階で絵などを描いてCADの機能を学習した点」,「簡単な作図でパターンメーキングの流れを学習した点」であり,導入段階での工夫が評価された. 本カリキュラムは,修正を加えつつ2002年度より実施し本年5回目となる.カリキュラムは,評価として実施した学生および専門家のアンケート,インタビュー調査から,その妥当性・有効性が示された. 今後は,授業を行いつつカリキュラムの完成度を高め,また,自動作図機能の開発・eラーニングシステムの開発を進め,CAD教育の裾野を広げたい.
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Research Products
(2 results)