2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17300231
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Research Institution | Tokyo Seitoku University |
Principal Investigator |
深谷 昌志 東京成徳大学, 子ども学部, 教授 (00031542)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
開原 久代 東京成徳大学, 子ども学部, 教授 (50369427)
今井 和子 東京成徳大学, 子ども学部, 教授 (40279708)
深谷 和子 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (00015447)
周 建中 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (80300383)
馬場 康宏 東京成徳短期大学, 幼児教育科, 講師 (80341907)
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Keywords | 少子化 / 育児不安 / 専業主婦 / 国際比較 / ジェンダー |
Research Abstract |
平成17年度は、国際比較調査の基本となる調査票の作成を行った。これまでの研究で、試行的な調査票を作成したので、試行版の改定を加えつつ、平成17年の9月までに最終の調査票を確定した。 その後、平成17年の7月以降、調査を実施するため、沖縄から北海道までの14地点(小学校)で2,900票の調査票を配布し、1,730票の調査票を回収した。なお、東京周辺のサンプルは5校850名である。 なお、調査票の印刷から回収、データ処理などは、一括して情報処理会社のデプロネットワークスに依頼した。そして、平成18年2月に集計を完了した。 その後、平成18年3月に、沖縄と金沢の2地点を選んで、調査地点の育児文化を聞き取るための調査を実施した。データを読み取る際、調査地点の育児文化を聞き取ることが必要なので、平成18年度も、長野県青木村、仙台市などへ、聞き取りを行う予定である。 国際比較調査の第1段として、空中大学李講師(台北市)に依頼し、調査票の中国語へ翻訳してもらい、台北調査を試みた。平成18年3月段階では、調査の実施中で、調査票は平成18年5月に回収できる予定である。なお、平成18年3月に、研究協力者の深谷野亜(松蔭大学専任講師)が台北を訪ね、李氏と調査実施のための打ち合わせを行った。台北調査は、平成18年5月に調査を完了し、秋までに分析を完了する予定である。平成17年度の調査結果は、平成18年7月に東京成徳大学で開催される日本子ども社会学会第13回大会で発表する予定である。
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