2006 Fiscal Year Annual Research Report
個別インタラクティブ教育のための知識コンテンツ作成支援システム
Project/Area Number |
17300267
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
鶴岡 信治 三重大学, 大学院工学研究科, 教授 (30126982)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠木 剛 三重大学, 大学院工学研究科, 助教授 (90303750)
吉川 大弘 名古屋大学, 大学院工学研究科, 助教授 (20303753)
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Keywords | eラーニング / コンピュータ支援教育 / 教科書データベース / 手書き文字認識 / キーワード検索 / 高速化アルゴリズム / 知識メディア |
Research Abstract |
本年度の研究実績を以下に示す。 1 大教室での講師を追従するためのカメラ視野の高速移動方法(動的映像観測システム) 実際に授業をしている教室で講師の自動追従システムを使用して講義映像を撮影したところ、カメラの動作速度が遅く、追従速度が遅かったので、プログラムの高速化(処理方式の変更)と探索領域の限定を行い、カメラの動作を約10倍速くした。 2 教科書の電子化(テキスト形式知識メディア) 学生に試作したシステムを使用してもらい感想を聞いたところ、教科書データベースの不足が問題となっているので、黒板に書かれた文字列とWeb上のテキストにも自動的にリンクを張る方法を考案し、ハイパーリンク電子化テキストを試作した。 3 板書した文字列を対象とする高精度文字列認識(高精度手書き文字認識) 大教室の黒板に板書文字を認識するには従来のカメラ映像では解像度が足りないので、黒板の文字を拡大撮影するためのカメラを追加し、カメラ3台で授業映像を撮影する方法を考案した。そして高解像度の画像で新たな2値化方を検討した。 4 認識した文字列で検索用タグが付加された映像データベース蓄積システム(タグの自動生成) 授業映像とマイクから収集した音の波形で講師の動作認識を行い、授業映像のショットの自動分割を行うシステムを作成した。そして分割したショットに対してキーワードのタグを付加した。 5 映像と音声を融合した補助説明表示システムの構築(マルチ知識コンテンツ作成支援システム) 講師の音声を認識する方法を検討し、音声認識した結果と生の音と映像を組にしたマルチ知識コンテンツの自動生成を試行的に行い、次年度のための問題整理を行った。
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Research Products
(5 results)