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2005 Fiscal Year Annual Research Report

オントロジー理論に基づく教師教育マルチエージェントシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 17300268
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

山口 晴久  岡山大学, 教育学部, 教授 (20220270)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 溝口 理一郎  大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
笠井 俊信  岡山大学, 教育学部, 講師 (80335570)
Keywords高校 / 教科情報 / オントロジー / 教育目標 / 授業評価 / 学齢段階 / 情報知識ベース / VDT
Research Abstract

高校教科情報に関する基礎的な資料を収集し、授業設計のパラタイムを、段階別に構造化しそのデータベース化を目指したもので今年度の計画を達成した。
その結果をもとに授業を構成する授業設計プロセスを設計する研究を進めている。又これらは学習者の目線で設計されなくてはならないことから、岡山大学教育学部学生を被験者にして、授業を受けたときの印象を、自由記述で書かせて授業における印象の一般特性を類別した。そして授業の構造的な関係と学習者の印象の相関関係を段階別にモデル化し、授業構造オントロジーの試案を作成してきた。この結果に基づき教科情報の「情報A」[情報B]「情報C」の授業目標別の学習内容を構造的に把握し、情報に関連する既存学問領域との関係についても整理した。
次に、情報教育目標オントロジーを達成する学齢段階の小中高の各学齢段階別に整理し、小学校段階で指導すべき学習事項とその目標、中学校段階で指導すべき学習事項とその目標、高等学校段階で指導すべき学習事項とその目標、について整理構造化した。
現在その情報知識ベース化のための整理の方法について検討する予定である。情報教育のために必要な事項として学習者の学齢発達段階別の情報知識の認知能力の道程が必要であるが、それに関する基礎的な研究も行っている。具体的には学習者の年齢に応じたVDT画面におけるメディア認知能力が、画面構成によってどのように異なるのかをメディア学習環境と年齢による認知度の違いによる差異を定量化する実験を進めており多様なメディア環境特に文字も大きさと作業の特性と記憶などをパラメータとした被験者実験を行った。そしてそれらの結果を学齢別のメディア情報認知特性比較実験として複数作成し論文化し公表した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] CRTの学齢別VDTテキストリーディング視読認知特性2005

    • Author(s)
      山口有美, 山口晴久
    • Journal Title

      日本産業技術教育学会誌 Vol.47,No.4

      Pages: 289-296

  • [Journal Article] デザイン情報認知におけるふさわしさの認知概念形成構造化モデルの提案2005

    • Author(s)
      山口有美, 山口晴久
    • Journal Title

      日本家政学会誌 Vol.56,No.12

      Pages: 867-877

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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