2007 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニケーションを重視したデジタル学習環境に関する実証的研究
Project/Area Number |
17300277
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
久保田 賢一 Kansai University, 総合情報学部, 教授 (80268325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 真弓 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20268329)
黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081)
木原 俊行 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40231287)
寺嶋 浩介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (30367932)
中橋 雄 福山大学, 人間文化学部, 講師 (80389064)
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Keywords | コミュニケーション / 学習環境 / 異文化理解教育 / メディアリテラシ / 視聴覚教育 / 国際交流学習 / カリキュラム / e-Learning |
Research Abstract |
本研究は、グローバルな視点からみたコミュニケーションを促進させる学習環境をデザインするための要素を明らかにすることを目的としている。これまで、学習環境の普及モデルの開発、開発途上国との交流学習のモデルの開発、他国との連携研究に取り組んできた。本年度は以下の3点を具体的目標とし重点的に行うと共に、これまでの研究成果の報告を行ってきた。 (1)コミュニケーションを重視した学習環境の普及モデルを開発する。 (2)海外、とくに開発途上国との交流学習を推進するためのモデルを開発する。 (3)開発途上国の大学と連携をした研究を行い、その知見を途上国の学校教育に当てはめる。 研究の目的を達成するため、本年度も継続的に国内および海外(アメリカ・フィリピン、シリア)における情報収集などをおこなった。これまでの知見をもとに、開発途上国との交流学習を推進するためモデル開発に取り組むために先進的事例を収集し、普及モデルの質的向上を図った。また、学校現場と直接連携したアクションリサーチを通し、交流学習の普及のための調査研究を行った。さらに各研究で得られた知見を応用し、日本の学校教育の中へ、普及を視野においた学習環境モデル開発および評価をおこなった。これらの研究の成果を平成19年9月に韓国で行われた国際学会(ICoME)や国内の教育関係の学会発表、著書、論文を通して研究成果の報告をしてきた。
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Research Products
(42 results)