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2006 Fiscal Year Annual Research Report

ウェッブ上の古典俳句を用いた英・伊両語による日本語学習コースの開発研究

Research Project

Project/Area Number 17300280
Research InstitutionNational Institute of Multimedia Education

Principal Investigator

佐賀 啓男  独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30196109)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西森 年寿  東京大学, 大学総合教育研究センター, 客員助教授 (90353416)
Keywords日本語学習コース / インターネット / 古典俳句 / 英語 / イタリア語 / 与謝蕪村
Research Abstract

「ウェッブ上の古典俳句を用いた英・伊両語による日本語学習コースの開発研究」は、インターネット上に、日本近世の俳句を題材にした日本語教育コースを、英語とイタリア語の2言語によって、文字、音声、画像、映像を用いるマルチメディアで開発し、その利用効果を検証することを目的とした。そのコースは、誰でもがアクセスできるオープン・ウェッブサイトによる開発を基本とする。日本語学習コースの材料は、与謝蕪村(1716-1784)の俳句とする。蕪村は芭蕉亡きあとの近世中興期の代表的な俳人であるとともに、日本文人画の卓越した画家でもあったため、コースのウェッブページにその絵画作品等の画像を配置することによって、コース・サイトをより魅力的にすることができる。
3年計画の2年次である18年度はイタリア語による開発を完成させることとし、英語による開発は引き続き準備期間に当てた。コースの対象は、与謝蕪村の俳句及びその関連作品とし、選定した句の日伊対照の表記と音声ストリーミングによる句の読み、イタリア語による句の翻訳と解説を配置した一連のユニットを基本に、蕪村の絵画作品等のギャラリーから成るウェッブサイトを完成させ、ウェッブ上に公開した。なお、音声ストリーミングにはMP3を採用、ビデオ・ストリーミング用のビデオ教材は素材の撮影を終了し、編集に入る段階である。英語のコースについては、すでに英訳されている蕪村の句の調査を完了し、それらの句のローマ字表記と英訳のテキスト化、及び、日本語の原句との対照テキスト化を終了した。以上により、当初の目的を十分に達成した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Creation and Evaluation of a Web Site for Learning Classical Haiku and Paining2007

    • Author(s)
      Hiroo SAGA
    • Journal Title

      2007 Hawaii International Conference on Education (CD-ROM)

  • [Journal Article] 高等教育におけるオンライン授業カタログシステムの設計2006

    • Author(s)
      西森年寿, 大多和直樹, 望月俊男
    • Journal Title

      日本教育工学会第22回全国大会講演論文集

      Pages: 801-802

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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