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2005 Fiscal Year Annual Research Report

パイピング型崩壊の発生メカニズムの解明と防災対策

Research Project

Project/Area Number 17310019
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

恩田 裕一  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (00221862)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 地頭薗 隆  鹿児島大学, 農学部, 助教授 (50145455)
笹原 克夫  高知大学, 農学部, 教授 (90391622)
内田 太郎  国土技術政策総合研究所, 危機管理技術研究センター, 研究官 (60370780)
Keywords防災 / 洪水 / 減災 / 災害
Research Abstract

本年度は,現地観測のために,シラス地域において50m深の観測井を3本掘削し,水位および空気流量を測定開始した。また,大規模崩壊が発生した現地(宝川内および針原)においても,水位および空気流量を観測を開始した。また,熊本県八代市の調査地域においても,既存の地下水井からの空気の流出を測定した。その結果,宝川内においては降雨後空気の流出が認められた。シラス地域においては,ボーリングコアを精査し,空気の通り道がどこにあるかどうかを多数の調査によって確認した。ただ,今年度は,降雨が少なかったために,地下水位の変化,地中からの空気の流出はあまり認められなかった。これに対し,熊本県八代市の調査においては,降雨のピーク時において,空気の流出が多量に認められた。空気の流出は,降雨強度がある一定の値を超えると急速に流出が認められることから,他の地域においても,大規模な豪雨時においては,空気の流出が発生することが期待される。今年度は,取得されたデータを基に,研究分担者全員で議論を行い,来年度の調査項目等について考察を行った。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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