2005 Fiscal Year Annual Research Report
家父長制世界システムにおける戦時の女性差別の構造的研究
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17310153
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Research Institution | Kawamura Gakuen Woman's University |
Principal Investigator |
若桑 みどり 川村学園女子大学, 人間文化学部, 教授 (30015234)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 忍 千葉大学, 文学部, 助教授 (90272286)
北原 恵 甲南大学, 文学部, 教授 (30340904)
柚木 理子 川村学園女子大学, 人間文化学部, 助教授 (20327216)
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Keywords | ジェンダー / 家父長制 / 表象 / プロパガンダ / 第二次世界大戦 / 戦時性暴力 / ホーム・フロント / 植民地 |
Research Abstract |
2005年6月、「世界女性会議2005」(韓国)に、北原、池田、池川、千葉、金、若桑)が参加し、以下の報告を行った。 Kitahara : Gender Politics and the Visual Representation of the Human Emperor. Ikeda : Representation of Woman in China Dress : Imperial Male Intellectuals and the Construction of Identity in Wartime Japan. Ikegawa : The Depiction of Childbirth in Japanese Propaganda Films for Manchurian Agricultural Exploitation. Chiba : Deconstructing Kano Hogai's Hibo Kannon(Mother of Mercy). Kim : The Gaze and the Representation of Kisaeng(Courtisan) in Colonial Era Korea. Wakakuwa : The Representation of Patriarchal Family and Nationalism during the Wartime in the Works of Idemitu Mako. 若桑は、「戦争とジェンダー-戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論」(大月書店)を出版した。この論考の第3、4、5章において、ナショナリズムが男性性に支配されることによって、戦争および紛争において女性への性暴力が必然的におこることを歴史的に検証した。また2006年3月4日国際シンポジウム「戦争と表象/美術」(千葉大学社会文化科学研究科、於東京国立博物館)では本研究課題である「南京虐殺と女性」について、南京の強姦に関するさまざまな論議とそのジェンダーバイアスについて発表した。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] 戦時下の女性表象2005
Author(s)
若桑 みどり
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Journal Title
「声・映像・ジャーナリズムーメディアの中の戦争と文学」第三回フェリス女学院大学日本文学国際会議報告書
Pages: 105-205
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
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