2006 Fiscal Year Annual Research Report
日本における医学研究倫理学の基盤構築を目指す歴史的研究
Project/Area Number |
17320007
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
土屋 貴志 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 助教授 (90264788)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 恵子 (末永 恵子) 福島県立医科大学, 医学部, 専任講師 (10315658)
常石 敬一 神奈川大学, 経営学部, 教授 (00039786)
西山 勝夫 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60077691)
村岡 潔 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (10309081)
岡田 麗江 千里金蘭大学, 生活科学部, 非常勤講師 (60028701)
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Keywords | 倫理学 / 社会医学 / 科学史 |
Research Abstract |
1.十五年戦争期の医学研究事例に関する歴史的研究 (1)石井機関における医学研究の解明に関しては、昨年に引き続き『陸軍軍医学校防疫研究報告』(第2部)掲載論文の抄録を作成するプロジェクトを、刈田が幹事長、西山が事務局長、中川[末永]・土屋が幹事、岡田・村岡が会員である「15年戦争と日本の医学医療研究会」のプロジェクトとして継続実施した。土屋は自らの研究成果を、8月に中国・北京で行われた第8回生命倫理世界会議にて、英語で基調講演として発表した。 (2)満州医科大学に関する研究に関しては、中川[末永]を中心に研究を継続した。 これら2つのサブ・プロジェクトの成果は、2007年3月31日〜4月8日に大阪で行われている「戦争と医学」展の51枚のパネル展示として公表した。また、常石は11月15日〜23日に米国・ワシントンDCで、刈田・西山・中川[末永]・岡田・土屋は研究協力者と共に8月28日〜9月5日に中国・長春および大連で、それぞれ調査を行い、貴重な文献や知見を得て、その成果を公表した。 2.医学研究倫理学の原理の探究 土屋と村岡を中心に、土屋が主宰している「医療倫理学研究会」において輪読会を行い、英文図書2冊、英文論文8本を精読した。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article] 第四次訪中調査録2007
Author(s)
莇昭三, 西山勝夫, 一戸富士雄, 刈田啓史郎, 岡田麗江, 横山隆, 中川[末永]恵子, 鈴木靜, 土屋貴志(莇昭三)
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Journal Title
15年戦争と日本の医学医療研究会会誌 第7巻第1号
Pages: 22-29
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