2006 Fiscal Year Annual Research Report
アジア(含オーストラリア)における英米文学の受容・変容(19世紀-21世紀)
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17320054
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
荒木 正純 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授 (80015883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
IAN Carruthers 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 助教授 (70400603)
齋藤 一 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 講師 (20302341)
吉原 ゆかり 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 助教授 (70249621)
浜名 恵美 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授 (20149355)
南 隆太 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (60247575)
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Keywords | 英米文学 / アジア / 受容と変容 / ポストコロニアル / 翻訳 / シェイクスピア |
Research Abstract |
平成18年度の最大の研究業績は、海外学会に参加して講演や研究発表をおこない、当地の研究者と研究ネットワークを一層充実したものにしたことである。以下、その関連学会と参加者のリストをあげる。 1.韓国日本学連合会第4回国際学術発表会「国際シンポジウム:日本学研究の多様な視点」(参加者:荒木正純/発表題目:「馬鈴薯・夢魔・驚異:独歩「牛肉と馬鈴薯」をめぐって」) 2.VIII World Shakespeare Congress[The University of Queensland, Australia,16-21,July 2006](参加者:荒木正純、加藤行夫、浜名恵美、イアン・カラザース、吉原ゆかり(以上、筑波大学)、南隆太(愛知教育大学)、呉佩珍(東呉大学、台湾)、松田幸子、笹山敬輔、金牝蘭(以上、筑波大学大学院生)/発表者:Panel Session Shakespeare and Globalisation' (Shakespeare Localised/Japanised in the Age of Globalisation)吉原;Seminar Program‘Re-Playing Shakespeare: Performance in Non-Western Theatre Forms'南、カラザース、呉、松田、笹山、金) 3.台湾日本証文学会(於台北YMCA)会合 参加者:吉原ゆかり/発表題目:「1903年、台湾に舞台を置き換えられた「オセロー」翻案について」 また、2の国際会議の際に、インドのPoonam Trivedi (University of Delhi)に参加願って、研究会を開いた。さらに、マレーシア大学のLim教授と中心メンバーが会合をもち、平成19年度内にフィリッピン大学で国際会議を行う計画をたてた。テーマは、シェイクヌピアに絞り、シェイクスピアがどのようにアジアで受容・変容しているかを探る予定である。 さらに、シンガポール大学のYoung RiLan教授を招き、シェイクスピアの京劇形式やオン・ケンセン監督による多国籍上演についての講演会(於:筑波大学秋葉原キャンパス;日時:平成18年10月18日)をおこなった。
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Research Products
(19 results)