2006 Fiscal Year Annual Research Report
大槻模コーパスを利用した英語の構文に関する総合的研究および構文の共起に関する研究
Project/Area Number |
17320073
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
滝沢 直宏 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 教授 (60252285)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大室 剛志 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 教授 (70185388)
大名 力 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 助教授 (00233205)
深谷 輝彦 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (30173313)
都築 雅子 中京大学, 教養部, 教授 (00227448)
|
Keywords | コーパス / 構文研究 / 基本と派生 / 構文の共起 / MI-score / t-score / 英語教育 |
Research Abstract |
1.分担者全員で、昨年度までに選定されたテーマに関する分析を行った。具体的には、結果構文、現代分詞由来の副詞、米語におけるhaven't NP、The problem is is that S構文、whenとthough、one's way構文などである。これらのテーマに関する伝統文法、記述文法、生成文法、認知文法における分析の問題点を踏まえ、コーパスを用いた総合的分析を行った。一部は、下記に示す通り、国際会議で発表を行った。 2.代表者の滝沢は、ICAME国際会議(ヘルシンキ,2006年5月)において、"A corpus based study of the SOV construction in present day English"というテーマで研究発表を行った。また分担者のの深谷は、Exploring the Lexis-Grammar Interface国際会議(ハノーヴァー,2006年10月)において"Remarks on syntactic and lexical aspects of the coordinators when and though"というテーマで研究発表を行った。 3.コーパスから有益な情報を抽出するためのツールの開発を開始した。 4.2回の講演会(一般公開)を行った。Suzanne Kemmer准教授(Rice大学)による"A Corpus-Based Cognitive Analysis of English Dimensional Terms"(2006年11月20日)という講演では、英語の次元形容詞をコーパスを用いて分析し、認知言語学的解釈を施すという内容であった。堀正広教授(熊本学園大学)による「コロケーション研究の過去現在未来:英語教育、英語史、文体」では、コロケーション研究の歴史と今後の方向性についてお話頂いた。
|
Research Products
(5 results)