2008 Fiscal Year Final Research Report
Basic Research on the Formation and Substance of the Early Modem Metropolis of Osaka : From the Perspectives of 'Law and Reality' and 'Center and Periphery'
Project/Area Number |
17320102
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese history
|
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
TSUKADA Takashi Osaka City University, 大学院文学研究科, 教授 (60126125)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NIKI Hirosh 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (90222182)
YASUTAKE Takahiko 大阪市立大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20244626)
TANI Naoki 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 教授 (40159025)
IWAKI Takuji 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (20232639)
MORISHITA Touru 山口大学, 教育学部, 准教授 (90263748)
SAGA Ashita 桃山学院大学, 経済学部, 准教授 (40319778)
MATHIDA Tetsu 鳴門教育大学, 学校教育学部, 准教授 (60380135)
YAGI Shigeru 財団法人大阪市文化財協会, 大阪歴史博物館, 学芸員 (70311446)
IIDA Naoki 財団法人大阪市文化財協会, 大阪歴史博物館, 学芸員 (10332404)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2008
|
Keywords | 巨大都市 / 大坂 / 都市法制 / 社会構造 / 周縁 |
Research Abstract |
本研究は、近世大坂の都市社会の形成(17世紀)と変容(19世紀)の実態を、都市法と社会との関係や身分的周縁の方法論に注目して考察したものである。(1)17世紀の大坂に関する史料を中心に調査・収集を行った。(2)17世紀の町触や、明治初年の布令について、法の形式と内容を緻密に読み解く作業をおこない、翻刻史料集を刊行した。(3)(1)(2)を基盤にして、近世大坂研究会やシンポジウムを開催し、個別の実証分析と方法論を深化させた。(4)近世大坂と海外を含む大坂以外の都市との比較を行い、合わせて同様の関心を持つ海外研究者との交流も積極的に行った。
|
Research Products
(57 results)