2006 Fiscal Year Annual Research Report
港湾をともなう守護所・戦国期城下町の総合的研究-北陸を中心に-
Project/Area Number |
17320103
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
仁木 宏 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 助教授 (90222182)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平瀬 直樹 金沢大学, 文学部, 助教授 (10283087)
綿貫 友子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40314447)
山村 亜希 愛知県立大学, 文学部, 助教授 (50335212)
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Keywords | 港湾 / 守護所 / 城下町 / 北陸 / 小浜 / 七尾 / 放生津 / 直江津 |
Research Abstract |
(1)基礎的資料の収集とリスト化 昨年度に引きつづき、越後直江津、越中放生津、能登七尾、若狭小浜に関して、中世を中心に、近世・近代もふくめて、守護所・港湾にかかわる資料を収集した。郡町村志や自治体史、雑議論文、古文書・記録類、発掘調査報告書類を収集し、絵図や古地図の所在情報を確認した。 収集した資料をリスト化し、データベースとして構築するための準備作業も進めている。 (2)現地踏査と研究会 越後直江津、陸奥十三湊、出雲杵築、出羽酒田などの現地踏査をおこなった。研究協力者や地元教育委員会の方々の御協力のもと、博物館などで史資料を閲覧するとともに、現地を踏査して、地形、町並み、遺跡などを検証した。 踏査に際して現地で研究会を催し、研究代表者・研究分担者・研究協力者がそれぞれ、都市史・宗教史・流通史・地理学などの観点から研究報告をおこない、討論した。また現地踏査の知見について意見交換したり、今後の研究計画について相談したりした。 (3)シンポジウム準備研究会 金沢において、平成19年度(最終年度)において予定されている総括シンポジウムの準備研究会を開催した。研究代表者以下が準備報告するとともに、当日のスケジュール、コメンテーター(依頼)、データ集の内容などについて討議した。 なお、研究協力者は以下の方々である。 下仲隆浩(小浜市教育委員会)、善端直(七尾市教育委員会)、金三津英則(射水市教育委員会)、松山充宏(射水市新湊博物館)、中西聰(上越市教育委員会)、藤本誉博(大阪市立大学大学院文学研究科)
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Research Products
(7 results)