2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17320111
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
平田 茂樹 Osaka City University, 大学院・文学研究科, 准教授 (90228784)
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Keywords | 墓 / 墓誌銘 / 神道碑 / 社会文化史 |
Research Abstract |
本研究は、「墓」を共通の素材として、宋代の社会的結合の特色とその変化を、唐・北宋交代期、北宋・南宋交代期を射程に入れて分析することを目的としている。本年度は、共同研究第四年度として、以下のことを行った。(1)「墓」関係史料が宋代の社会構造解析にどのような有効性を持つのか6月、7月、11月、12月、2月と5度にわたり研究集会を開き、意見交換を行った。研究代表者並びに連携研究者が各自報告した以外にも、国内より緒方賢一、呉雅〓、冨田孔明、水越知、榎並岳史、国外より劉靜貞(台湾:成功大學)、B.Bossler(U.S.デービス)などの研究者を招き、当該問題について報告を依頼し、討論を行った。とりわけ、劉靜貞、榎並岳史報告においては墓誌銘、神道碑に関する総括的な研究課題が提示され、水越知、呉雅〓、冨田孔明、緒形賢一、B.Bossler報告においては「墓」をキーワードとしながら社会文化史的研究の具体的事例が報告された。(2)研究代表者並びに連携研究者は国内の図書館、研究機関にて資料収集に努めた外、平田は昆明、台湾、広州、北京、岡、遠藤は台湾にて調査を行った。(3)研究代表者並びに連携研究者は当該研究を進める上で必要となる図書、DVDなどの資料を購入した。(4)当該研究の成果については逐次、専門雑誌に公表する予定である。
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Research Products
(4 results)