2006 Fiscal Year Annual Research Report
戦略的成果指向型政府マネジメントを実現する財務管理データベースの開発研究
Project/Area Number |
17330105
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
小林 麻理 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50248978)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚本 壽雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60367183)
後 千代 愛知大学, 経営学部, 助教授 (50269669)
林 昌彦 兵庫県立大学, 経営学部, 教授 (40248159)
武藤 篤生 東京富士大学, 経営学部, 助教授 (70262235)
田畑 智章 東京富士大学, 経営学部, 助教授 (00329103)
|
Keywords | 管理会計 / 経営情報 / 経営財務 / 経営管理 / 情報システム / データベース |
Research Abstract |
2006年度は、GPP(Government Performance Program)フレームワークに基づき、日本の地方自治体、GPP評価において高ランクを得ている米国の自治体等の事例調査研究を行うと同時に、文献調査を行い、月例研究会及びワーキンググループ研究会において精力的にディスカッションを行った。具体的には、GPPフレームワークによる質問票を設計し、事例調査として4月に山口県宇部市、7月に大阪府枚方市にヒアリング調査を行い、ワーキンググループによる詳細検討、月例研究会における検討を行った。このうち宇部市については、リコメンデーションペーパーを作成し、12月に市長に手交し、研究代表者(小林麻理)が講演を行った。海外事例調査としては、アリゾナ州マリコパカウンティに事前に質問票を送付し、8月3日にManaging for Results Coordinator、 Tom Brandt氏より詳細なレクチャーと資料提供を得、質疑応答を行った。またオレゴン州ポートランド市Office of Management and Finance、ワシントンカウンティVision Action Networkにインタビュー調査を行い、包括年次財務報告書、財務管理システム等について精査を行った。また、研究代表者(小林麻理)は、6月に国際会議"Performing Public Sector"(ベルギーLueven大学)で研究報告を行い、ワークショップ1において欧米各国の行財政改革に関するディスカッションに参加し、情報収集を行った。さらに月例研究会では、2005年度に実施した自治体の業績評価システムに関するアンケート2次調査の分析、「足立区包括予算制度」に関する講演と質疑、研究協分担者・協力者による文献研究報告、「北上市における経営改革の取組み」に関する講演と質疑を行い、着実に研究を進めた。
|
Research Products
(3 results)