2007 Fiscal Year Annual Research Report
戦略的成果指向型政府マネジメントを実現する財務管理データベースの開発研究
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17330105
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| Research Institution | Waseda University |
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Principal Investigator |
小林 麻理 Waseda University, 政治経済学術院, 教授 (50248978)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚本 壽雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60367183)
後 千代 愛知大学, 経営学部, 准教授 (50269669)
林 昌彦 兵庫県立大学, 経営学部, 教授 (40248159)
武藤 篤生 東京富士大学, 経営単部, 教授 (70262235)
田畑 智章 東京富士大学, 経営学部, 准教授 (00329103)
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| Keywords | 管理会計 / 経営情報 / 経営財務 / 経営管理 / 情報システム / データベース |
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| Research Abstract |
2007年度は、「戦略的成果指向型政府マネジメントを実現する財務管理データベースの開発研究」をさらに推進するため、研究テーマに沿って定例研究会を7回開催した。事例調査プロジェクトとして、長野県小諸市の行財政改革を取り上げ、アンケート及びヒアリング調査を実施した。本調査研究については、研究分担者及び研究協力者が財務マネジメント、人的資本マネジメント、資本マネジメント、ITマネジメント、統合マネジメントの各領域を分担し、4回にわたるワーキンググループを開催して、行財政改革に向けたリコメンデーションペーパーを作成した。これらの研究会に加えて、2000年から統一的な業績測定と財務情報データの収集を行っているカナダオンタリオ州Ministry of Municipal Affairs and Housing、またそれを先進的に実践し、かつ業績測定指標を開発しているトロント市にインタビュー調査を10月22日及び23日に実施した。研究会において調査報告を行い、ディスカッションを通じて日本に対するインプリケーションを検討するとともに、調査レポートとして総括を行った。さらに、ドイツMuenster大学のDr.Niehavesと共同して、地方分権が推進されているドイツの地方自治体及び日本の人口10万人以上の274地方自治体に対して行政改革の推進に関するアンケート調査を行い、比較研究を実施し、行財政改革、すなわち戦略的成果意指向型鼓府マネジメントの実現に対する障害要因、また促進要因の分析を行った。研究テーマの検討には、複合的な観点による研究及び実態調査を必要とするため、ゲストスピーカーの招聘、多くの研究協力者との協働によるディスカッションにより、研究を深めることが出来た。
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