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2006 Fiscal Year Annual Research Report

リカヴァリを促進する精神保動システム開発における当自者リーダーシップ養成評価研究

Research Project

Project/Area Number 17330129
Research InstitutionJapan Women's University

Principal Investigator

木村 真理子  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (00266462)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 牧野田 恵美子  浦和大学, 総合福祉学部, 教授 (90209411)
Keywords精神障害リハビリテーション / 心理社会的リハビリテーション / リカヴァリ / 当事者リーダーシップ養成 / WRAP / リーダーシップアカデミー
Research Abstract

平成18年度の研究状況は以下のとおりである。
(1)国際会議参加および実態把握のためのフィールドヴィジットを通してのリカヴァリ指向の政策およびプログラム開発、当事者リーダーシップ養成の実情把握
日々進化するリカヴァリを促進する精神保健福祉政策やシステム開発の動きを把握するため、国際会議への参加を実施した。具体的には、オレゴン州ポートランドで開催されたオルタナティブ2006に参加し、かって当事者の提供する支援活動はオルタナティブだったものが、現在は合衆国政府の財政的支援と政策的支援をうけたメインストリームサービスの位置づけとなっていることが確認された。
(2)国内における当事者リーダーシップ養成事業の教材開発と日本語版作成
当事者リーダーシップ養成事業の準備には、教材開発がふくまれている。教材開発は、ウェストバージニアの専門家の助言を得て、文化的適合性を含め検討し、日本版を作成して、リーダーシップ養成に用いる。国外研究協力者との関係調整には、研究代表者があたった。リーダーシップアカデミー日本語版の翻訳を2007年3月に完成させた。すでにリーダーシップアカデミー研修で用いたパワーポイントの日本語翻訳版とともに、次年度の当事者リーダーシップ養成で用いる予定である。同マニュアルの日本の精神保健福祉領域と文化的適合性について、次年度検討をおこなう。
(3)当事者リーダーシップ養成の事業実施と評価研究
一方、国内で当事者リーダーシップ養成研究評価事業を12月、2007年2月に実施した。北米の当事者組織が提供するリカヴァリ促進プログラムのひとつ、WRAP研修と評価を米子および鳥取で、久留米のWRAP研究会メンバーと専門化を招いて実施、参加者は総計60名である。この際のアンケート結果は分析中で、次年度の成果で報告する。

  • Research Products

    (2 results)

All 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] プログラム開発に向けた実践と評価研究2006

    • Author(s)
      木村真理子
    • Journal Title

      精神障害とリハビリテーション 10・1

      Pages: 16-17

  • [Journal Article] ワークショップ参加後の変化の認識からみたリカヴァリのプロセス2006

    • Author(s)
      木村真理子(島田, 野中との共著)
    • Journal Title

      精神障害とリハビリテーション 10・1

      Pages: 60-66

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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