2008 Fiscal Year Final Research Report
Investigative interview with children: Vocabulary for talking about an event
Project/Area Number |
17330149
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Experimental psychology
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
NAKA Makiko Hokkaido University, 大学院文学研究科, 教授 (00172255)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | 出来事の報告 / 司法面接 / 語彙 / 人物記述 / 感情・気持ちの表現 / 知識と期待 / 子どもの保護 / 面接ガイドライン |
Research Abstract |
子どもが司法場面で情報提供を求められることは少なくない。本研究の目的は, 出来事の報告, 特に人物の記述と, 刑事事件でも民事事件でも問題になる感情・気持ちの表現に焦点を当て, 発達的変化を明らかにするとともに, 得られた資料を司法面接の開発に活かすことであった。成果は以下の3点となる。(1) 実験研究により, 語彙は限られているものの, 幼児による人物記述の度合いは人物の再認の正確さと関わっていること, 感情・気持ちについては, 特にネガティブな気持ちを表す語彙が学童期に増加することを示した。(2) 幼児の供述の信用性に関する大人の意識, 認識を検討し, 一般市民は子どもの供述の信用性を高く見積もりがちであることを示した。(3) これらの成果, 文献調査, 国外での調査などを踏まえ, 面接ガイドラインを提案した。
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[Journal Article] Cross-cultural variability of component processes in autobiographical remembering2007
Author(s)
Rubin, D. C., Schrauf, R. W., Gulgoz, S., Naka, M
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Journal Title
Japan, Turkey, and the United States, Memory 15
Pages: 536-547
Peer Reviewed
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[Remarks] 仲真紀子, 子どもを元気にする応答, レッツ聞き上手お母さん(6), ファミリス11月号, 2008, 22-23
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[Remarks] 仲真紀子, 自由報告を大切にする司法面接, レッツ聞き上手お母さん(5), ファミリス10月号, 2008, 22-23
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[Remarks] 仲真紀子, 質問でプレッシャーかけてませんか?, レッツ聞き上手お母さん(4), ファミリス9月号, 2008, 22-23
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[Remarks] 仲真紀子, 「わかりやすい報告」できてますか?, レッツ聞き上手お母さん(3), ファミリス8月号, 2008, 22-23
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[Remarks] 仲真紀子, たくさん話せるオープン質問, レッツ聞き上手お母さん(2), ファミリス7 月号, 2008, 22-23
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[Remarks] 仲真紀子, 聞いてあげる, 答えてあげる, レッツ聞き上手お母さん(1), ファミリス5, 6月号, 2008, 22-23
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[Remarks] 英国内務省, 英国保健省(著), 仲真紀子, 田中周子(訳), 誠信書房, 子どもの司法面接-ビデオ録画面接のためのガイドライン, 2007, 142