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2006 Fiscal Year Annual Research Report

民俗芸能に内在する教育力に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 17330191
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

澤崎 眞彦  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70014785)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 八木 正一  埼玉大学, 教育学部, 教授 (70117026)
田邉 隆  愛媛大学, 教育学部, 教授 (80155192)
平野 朝久  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40128773)
石塚 真子  愛媛大学, 教育学部, 助教授 (70348431)
Keywords民俗芸能 / 教育力 / 教材化 / 囃す
Research Abstract

今年度は、本研究の2年度にあたり、調査および研究会(検討会を含む)、研究推進のための教具・史資料の購入等々を行った。それらの主たる内容は、以下の通りである。
(1)調査:本研究の研究課題に基づく調査は、青森県無形文化財「今別町の荒馬」保存会、倉敷民芸館、日本郷土玩具館(倉敷市)、府八幡宮(磐田市)、博多歴史館(櫛田神社内)等々10箇所行った。
(2)研究会の開催(音楽学習学会(例会)との共催);2007年3月25日於:東京学芸大学芸術・スポーツ科学系研究棟
研究会は、「日本の音・音楽の学びについて」をメインテーマに、ワークショップ形式で行った。内容は、次のようであった。ワークショッブは、"雅楽を体験しよう"をテーマに、講師は、雅楽演奏家の中村仁美が担当した。
ワークショップでは、さらにサブテーマとして「"合わせる"-学びのプロセスの中で音について考える-」を設け、「雅楽」における関係性(音の合わせ方)に焦点をあてて行った。まず、篳篥の唱歌を通して、どのように音を合わせているのかを体験した。さらに舞を体験しながら、より具体的に太鼓を中心とした打楽器と舞の関係性についての理解を深めていった。雅楽の学びのプロセスの中で、音について、音を合わせるということについて体験を通しながら検討した。どのような視点で日本の音楽をとらえることができるのか、学びのプロセスの中で検討・討議を行った。
研究会では、ワークショップを通して本研究の課題である"囃す・囃される"関係性について、迫ることができた。
なお、研究会全体の内容・報告は、財団法人音楽文化創造・季刊誌CMC45号・2007年7月発行予定に掲載予定。
(3)質問紙調査の検討を行った。

URL: 

Published: 2008-05-07   Modified: 2016-04-21  

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