2007 Fiscal Year Annual Research Report
民俗芸能に内在する教育力に関する実証的研究-"囃す・唯される"関係性を視点として-
Project/Area Number |
17330191
|
Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
澤崎 眞彦 Tokyo Gakugei University, 教育学部, 教授 (70014785)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八木 正一 埼玉大学, 教育学部, 教授 (70117026)
田邉 隆 愛媛大学, 教育学部, 教授 (80155192)
平野 朝久 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40128773)
石塚 真子 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (70348431)
|
Keywords | 民俗芸能 / 教育力 / 教材化 / 囃す / 囃される / 日本の太鼓 |
Research Abstract |
本年度は、本研究の最終年度に当たり、研究の継続とまとめを行った。主たる内容は、下記の通りである。 (1)民俗芸能の補充調査:民俗芸能の補充調査として下記の民俗芸能の調査。 1、水口曳山祭り(滋賀県)の取材調査(4。19〜21)。2、牛頭(こず)天皇祭(東京都三宅町)の取材調査(7.21〜24)。3、祇園祭(京都府京都市)の取材調査(7.13〜17)。4、荒馬祭り(青森県今別町)の取材調査(8.4〜7)。5、ねぷた祭り(青森県弘前市)の取材調査(8.5)。6、道じゅね一(沖縄市)の取材調査(8.26〜28)。7、秩父夜祭り(埼玉県秩父市)の取材調査(12.2〜3) 「日本の音・音楽・の学びについて-囃す・囃される関係性を学ぶことのできる学習材の開発と授業実践-の研究会の実施:研究会は、「"囃す・囃される"関係性」について、具体的に学ぶことのできる学習材・学習方法の開発について研究討議を行った。特に、「太鼓とうたと動き」を伴う芸能を学習材としてとり上げ、実際に授業実践でのとり組みを行った。(於:愛媛大学、日:6.1民族歌舞団「荒馬座」の助言・支援) (3)音楽学習学会との共催で音楽学習学会の19年度例会において、本研究の研究報告を兼ねて「特別解説『日本の太鼓』について」(石塚真子・澤崎眞彦 於:東京学芸大学、日20.3.8)として研究討議を行った。 (4)質問紙調査の集計:全国の重要無形民俗文化財の保存会及び当該教育委員会に依頼して行った「民俗芸能に内在する教育力に関する実証的研究-"囃す・囃される"関連性を視点として-」の質問紙調査の集計。 報告書の作成
|