2005 Fiscal Year Annual Research Report
医療ニーズの高い子どもに対する共通支援のための研究
Project/Area Number |
17330201
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
福田 博美 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90299644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 優子 熊本大学, 教育学部, 助教授 (90204304)
松嶋 紀子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (80030401)
津村 直子 北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (30113674)
中村 朋子 茨城大学, 教育学部, 教授 (80007723)
津川 絢子 大阪教育大学, 教育学部, 非常勤講師 (10397789)
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Keywords | 医療ニーズ / 自己導尿 / 吸引 / 経管栄養 / 共通支緩 |
Research Abstract |
〔目的〕 教育養成課程の学生および現職教員が医療ニーズの高い子どもへ医療的ケアを含めた支援方法を獲得するための教育方法を追及する 〔平成17年度実施内容〕 1.全国の教育学部における医療的ケアに関する授業の実施内容の把握と実施の可能性の検討 北海道教育大学、弘前大学、茨城大学、千葉大学、愛知教育大学、大阪教育大学、岡山大学、熊本大学の教育学部養護教諭養成の課程において医療的ケアに関する記述がなされており、医療的ケアの概要および導尿・吸引・経管栄養について触れられていた。しかし、学生が実技を全員体験するようになっている学校は限られていた。実施のための教材および、授業時間数を上記の8大学に東京学芸大学の教員が加わり検討した。 2.試作テキストを用いて学部学生および大学院生へのプレ授業 弘前大学・熊本大学・愛知教育大学・鈴鹿国際大学短期大学部の学部学生へ試作テキスト(概論・自己導尿・吸引・経管栄養)を用い、教材(医療的ケアのビデオ、万能型実習モデル「さくら」、吸引シミュレータ「Qちゃん」、男性導尿シミュレータ、女性導尿シミュレータ等)を使用して学生が実習できる授業を実施した。また、同様に現地職員の大学院生数名に授業を実施した。 3.実施内容の共通化の検討 今年度に、実施した内容(授業ビデオおよび学生評価)をもとに共同研究者および9大学の教員が集まり、来年度の実施内容を検討した。
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