2006 Fiscal Year Annual Research Report
医療ニーズの高い子どもに対する共通支援のための研究
Project/Area Number |
17330201
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
福田 博美 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90299644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 晶子 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (30285233)
本田 優子 熊本大学, 教育学部, 助教授 (90204304)
葛西 敦子 弘前大学, 教育学部, 助教授 (80185735)
津川 絢子 大阪教育大学, 教育学部, 非常勤講師 (10397789)
永石 喜代子 鈴鹿短期大学, 生活学科, 講師 (20335128)
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Keywords | 医療的ケア / 指導方法 / 学生 / 現職教員 / 自己導尿 / 痰の吸引 / 経管栄養 |
Research Abstract |
(目的)教員養成課程の学生および現職教員が医療ニーズの高い子どもへ医療的ケアを含めた支援方法を獲得するための教育方法を追及する (平成18年度の実施内容) 1.学生への授業方法の検討 (1)平成17年度に検討した教育方法について、愛知教育大学障害児治療センター発行の治療教育学研究(第27輯)に報告した。 (2)平成17年度に検討した教育方法に基づき、北海道教育大学(札幌校、旭川校)、弘前大学、愛知教育大学、熊本大学で医療的ケアに関する授業(概論・実習・演習)を実施した。この際、教材(医療的ケアのビデオ、万能型実習モデル「さくら」、吸引シミュレータ「Qちゃん」、男性導尿シミュレータ、女性導尿シミュレータ、および消耗品)を該当大学へ移送し回収した。また、授業実施群と千葉大学や岡山六学等を比較対象群として、学習効果を質問紙で比較検討し、質問紙を各大学から回収している。 (3)2種免許取得学生についても医療的ケアに関する授業方法について、鈴鹿短期大学で検討し実施した。この成果を、鈴鹿短期大学紀要(第27巻)に報告した。 2 現職対象の指導方法の検討 清潔間欠自己導尿の講習会を二分脊椎症協会と協賛で3回(東京都、名古屋市、北九州市)を実施し、現職教員を対象に指導方法について情報収集をした。 医療ニーズの高い子どもへの共通支援方法の概論の授業方法について、愛知教育大学障害児治療教育センターにおいて現職教員を対象に講演を行い、情報収集をした。
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Research Products
(2 results)