2007 Fiscal Year Annual Research Report
不確実性下での人工知能に基づく動的数理モデルとその応用
Project/Area Number |
17340031
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Research Institution | The University of Kitakyushu |
Principal Investigator |
吉田 祐治 The University of Kitakyushu, 経済学部, 教授 (90192426)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 正實 千葉大学, 理学部, 教授 (00041244)
蔵野 正美 千葉大学, 教育学部, 教授 (70029487)
中神 潤一 千葉大学, 理学部, 教授 (30092076)
岩本 誠一 九州大学, 大学院・経済学研究院, 教授 (90037284)
廣渡 栄寿 北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (60274429)
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Keywords | 不確実性 / 人工知能 / 動的モデル / 決定過程 / ファジイ選好 / 最適意思決定 / 金融工学 / パーセプション |
Research Abstract |
本研究は、人工知能モデルの観点から不確実な情報を持つファジィ確率システムの数理構造に関する解析と動的最適決定の研究を目的としている。本年度の主な研究は次の通りである。 1.システムにおける不確実性の度合いの評価基準や主観確率による期待値の研究を行う。 2.経済システムや金融システムにおける不確実性の解析を行う。 3.人工知能的数理モデルで、認識や学習によるシステム構造を研究する。 本年度の研究成果は、国際学術雑誌Fuzzy Sets and SystemsやLNAI(Springer)などに掲載されている。本年度は、人工知能モデルの数理的意思決定の国際会議Modeling Decision for Artificial Intelligence 2007(参加者数:約70人、17カ国、査読付き報告集:LNAI Vol.4617(Springer)とCDROM、Conference General Chair:吉田祐治)を北九州市立大学において主催した。また、研究代表者は岩本誠一教授(九州大)等との共同主催で第11回計画数学関係研究集会「数理的決定モデルの展開」(平成19年10月12日・13日、於金沢学院大、発表件数24件、参加者31名)を開催した。さらに、研究代表者と分担者は、日本数学会、日本オペレーションズリサーチ学会において口頭発表を行った。その他に、国内外での国際会議IFSA 2007(Cancun)、日中友好学術交流会-ファジィ理論とその応用(天津)、IBFR 2008(Hawaii)等において口頭発表を行った。本年度は、専門分野の各研究者の協力を得て人工知能の観点から意思決定基準を研究し、ファイナンス分野などへの応用研究を中心に行った。本研究に参加した分担者は、本研究の実施計画に基づき、それぞれ一定の成果を納め研究論文や口頭発表を行っている。
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Research Products
(20 results)