2006 Fiscal Year Annual Research Report
実時間2波長励起フォトルミネッセンス法による非発光再結合準位の動的挙動計測
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17360006
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| Research Institution | Saitama University |
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Principal Investigator |
鎌田 憲彦 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 教授 (50211173)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本多 善太郎 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 助手 (30332563)
荒川 泰彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (30134638)
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| Keywords | 非発光再結合準位 / 結晶評価 / フォトルミネッセンス / 量子閉じ込め / 光物性 |
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| Research Abstract |
研究の目的
(1)EM-CCD観測系の導入
高感度で高S/N比のため、微弱光の実時間計測に有望であるElectron Multiplier (EM)-CCDカメラを、仕様比較、機種選定の上、これまでの2波長励起PL測定系に導入した。CCD後段に加速電界をかけて電子増倍転送させる基本動作、蓄積撮像動作が可能であることから、微弱なフォトルミネッセンス観測に有効であることを確認した。
(2)試料準備と2波長励起フォトルミネッセンスの測定(以下8-9行)
引き続き青色、紫外域GaN系結晶の成長を進め、試料の2波長励起フォトルミネッセンス測定を継続した。NH_3交互供給法によるAINバッファー層の高品質化を始め、積層構造、成長条件の工夫により結晶性の改善される傾向が示された。
(3)実時間計測のための光学系改善と予備測定
実時間計測のため、検出光学系のS/N比改善、画像の保存、処理方法の改良を進めた。また面内分布を把握するための光学系を整備し、手始めとして無機蛍光体試料を用いて、導入したEM-CCDカメラを用いた予備測定を実施し、明瞭なPL画像を撮像した。これらの予備測定を通して、フォトルミネッセンス強度の実時間計測システムが構築可能であることがわかった。
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Research Products
(8 results)
