2007 Fiscal Year Annual Research Report
テラヘルツジャイロトロンの実証実験-高輝度遠赤外光源を目指して-
Project/Area Number |
17360158
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
末松 久幸 Nagaoka University of Technology, 工学部, 教授 (30222045)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 常生 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (00313560)
出原 敏孝 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 特認教授 (80020197)
斉藤 輝雄 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授 (80143163)
小川 勇 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授 (90214014)
鎌田 正輝 長岡技術科学大学, 日本原子力研究開発機構・核融合研究開発部門, 研究員 (50397288)
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Keywords | テラヘルツ波 / サブミリ波 / パルスパワー / 相対論的電子ビーム / 遠赤外光源 |
Research Abstract |
本研究の目的は、テラヘルツ周波数領域の高輝度遠赤外光源を開発し、広範囲な応用を展開することである。 平成19年度には、以下の項目を中心に研究を進めて来た。 1.長岡技術科学大学極限エネルギー密度工学研究センターに設置されている高繰り返しパルスパワー発生装置"ETIGO-IV"において、大旋回半径ビームジャイロトロンの発振実験を行い、得られた電磁放射に対してパワー、エネルギー、周波数、モード等各種計測を通じて総合評価を行った。 2.福井大学遠赤外領域開発研究センターにおいて、大旋回半径ビームジャイロトロンの応用、特にプラズマ計測と物性分析における応用について実験調査および結果解析を行った。 3.長岡技術科学大学で得られた光源に関する実験および数値シミュレーション結果と、福井大学で得られた遠赤外線の応用に関する研究成果とまとめて、本研究で開発した高輝度パルス遠赤外光源の応用の開拓および今後更なる開発研究の方向性について検討を行った。
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Research Products
(8 results)