2006 Fiscal Year Annual Research Report
都市間交通サービスの欠航・遅延リスクに対応した施設計画
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17360249
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
奥村 誠 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (00194514)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚井 誠人 広島大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70304409)
藤原 章正 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (50181409)
張 峻屹 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助教授 (20284169)
吉村 充功 日本文理大学, 工学部, 助教授 (10369134)
坂本 麻衣子 東北大学, 東北アジア研究センター, 助手 (50431474)
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| Keywords | 都市間交通 / 交通量観測 / 信頼性 / 滞在時間 |
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| Research Abstract |
本研究はマイカーによるアクセスが多い地方空港を念頭に、(1)欠航・遅延時の旅行者と送迎車の行動を観測して、(2)その時間選択行動を分析すること、(3)その結果に基づいて駐車場、送迎車待機場の必要数を算定し、(4)運航・遅延情報の効果的な提供方法を提案すること、を目的としている。
平成18年度は、初年度に開発した交通量計測、関連データの取得、モデリングなどの要素技術を組み合わせ、仙台空港における計測調査の実施を軸に、施設利用者の時間利用を説明する行動モデルを構築した。さらに複数の空港関係者へのヒアリングを実施し、利害の対立構造の把握と、ターミナル施設計画および晴報提供方法の整理を行った。
(1)仙台空港入出路上の自動車交通量計測
新たに設置性に優れる超音波式のトラフィックカウンターを購入し、通常運航時と欠航・遅延時を含んだ期間の連続的な交通量観測を実施した。さらにアクセス鉄道開業をはさんで追加調査を実施した。
(2)空港利用者の時間的選択行動モデルの推定と利便性評価構造の分析
行動モデルを作成し、昨年の大分空港での観測結果と(2)の観測結果に基づきパラメータを推定した。また、利用者の旅行スケジュールを踏まえ、複数交通機関の統合利用、日帰り可能性などの観点から利便性の評価方法を考察した。
(4)空港関係者の対立構造の把握
空港管理者や航空会社、アクセス交通事業者間の対立構造をヒアリングにより把握した。
(5)ターミナル施設計画手順と情報提供方法の整理
現状における空港施設の計画手順および、情報提供方法に関する実態調査を行った。
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