2005 Fiscal Year Annual Research Report
多目的遺伝的アルゴリズムによる総合的屋外環境最適設計手法の開発
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17360282
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (90251470)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 信介 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00142240)
野城 智也 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30239743)
曲渕 英邦 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (60219293)
黄 弘 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30376636)
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| Keywords | 屋外温熱環境 / 多目的最適設計システム |
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| Research Abstract |
本研究では、屋外温熱環境、景観、経済性、及び安全性等に関する各種要因や設計目標を考慮した、快適な屋外環境を設計するための多目的最適化による屋外環境最適設計手法の開発を行う。環境工学分野に限らず、建築設計、構造、経済等の分野に関連する様々な要因や設計目標を統合的に取り扱う最適設計システムとして利用可能となることを目指している。
本年度は、
1.多目的最適化による屋外環境設計システムの構築
屋外温熱環境、景観、安全性、経済性等の分野の数値解析手法を確立し、多目的遺伝的アルゴリズム(MOGAs)を用いた屋外環境最適設計システムの提案を行った。本研究では、屋外環境設計に関する様々な要因や設計目標を統合的に取り扱うことが可能となる点に特徴がある。多目的最適設計システムは同時に考慮すべき複数個の設計目標の間にトレードオフ関係が存在する場合には、パレート最適解(pareto optimal solution)(非劣等解(non-inferior solution))集合を求める。本年度では、各分野の数値解析手法の確立を行った。
2.多目的最適化評価モデルの提案
最適設計の判断基準となる複数の設計目標(例えば温熱快適性、経済性、空間の開放感と閉鎖感等)に対する最適化程度の評価方法が非常に重要な課題となる。本研究では多目的最適化に関する様々な設計目標の決定、及びその数量化評価手法の開発を行い、その妥当性と有効性の検討を行う。上記の1で提案した屋外環境設計手法は屋外環境に関する様々な要因や設計目標を統合的に取り扱うことが可能となるが、本研究では特に、屋外環境設計に関わる屋外温熱環境、景観、安全性、及び経済性等の4つ側面における以下の設計目標について検討を行った。
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