2005 Fiscal Year Annual Research Report
数十ギガパスカル領域の超高圧高温下での新しい準結晶の探索と構造・電子物性の解明
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17360308
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
長谷川 正 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (20218457)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八木 健彦 東京大学, 物性研究所, 教授 (20126189)
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Keywords | 準結晶・近似結晶 / 複雑構造物質 / 超高圧高温 / 相転移 / 相安定性 / 原子配列 / 電子物性 / ダイアモンドアンビルセル(DAC) |
Research Abstract |
ダイアモンドアンビルセルとレーザー加熱を組み合わせた超高圧高温発生装置を準結晶作製装置用に改良し,超高圧高温場という新たな熱力学領域において新しい準結晶,近似結晶(準結晶と局所構造が似ている巨大ユニットセルの結晶化合物)などの複雑構造物質を発見することと,ダイアモンドアンビルセルとレーザー加熱を組み合わせた超高圧高温放射光X線回折装置によるその場X線回折測定によって,発見された新しい準結晶や近似結晶の相安定性を明らかにすることを目的として以下のように研究を推進した. 1.ダイアモンドアンビルセル超高圧発生装置とYAGレーザー加熱を組み合わせた超高圧高温発生システムの試料温度をレーザー出力側へフィードバックして試料温度を均一かつ正確に制御して,新しい準結晶や近似結晶を単相に作製するためのシステムを設計し開発することに成功した. 2.高圧下でのX線回折測定を行うために設計されていたダイアモンドアンビルセル超高圧発生装置を改良し,新たに超高圧高温下での試料作製に適している高温物質作製用のダイアモンドアンビルセルを設計し開発することに成功した. 3.準結晶に関連する数種類の近似結晶や複雑構造物質を創製し,結晶構造,物性および相安定性を明らかにした.
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Research Products
(6 results)