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2006 Fiscal Year Annual Research Report

細動脈血管平滑筋におけるプロテアーゼ活性化型受容体のバイオイメージング解析

Research Project

Project/Area Number 17390053
Research InstitutionIwate Medical University

Principal Investigator

佐藤 洋一  岩手医科大学, 医学部, 教授 (40118253)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 澤井 高志  岩手医科大学, 医学部, 教授 (00125577)
中居 賢司  岩手医科大学, 医学部, 助教授 (90146035)
似鳥 徹  岩手医科大学, 医学部, 講師 (90128934)
齋野 朝幸  岩手医科大学, 医学部, 助教授 (40305991)
阿久津 仁美  岩手医科大学, 医学部, ポストドクター (30398482)
Keywords細胞内カルシウムイオン / 血管平滑筋 / 共焦点レーザー顕微鏡 / 画像解析 / 生組織・細胞標本 / PARs
Research Abstract

【到達目標】
各種臓器の細動脈のプロテアーゼ活性化型受容体(PARs)の反応性の相違を明らかにする。
【結果】
・昨年度、血管平滑筋と内皮細胞の[Ca^<2+>]_i変動やNOの産生をイメージングできる細動脈〜終末細動脈の標本を、脳と精巣で作製した。
・PAR1,2の反応をイメージングしたところ、血管平滑筋への直接作用が想定された。
・血管系に依存した反応の相違が、脳の小動脈〜細動脈で認められた。
・免疫組織化学的にPAR1とPAR2の存在を切片標本と全載標本で確かめたところ、カルシウムイメージング所見から想定されたものと一致する結果が得られた。すなわち、内皮細胞の他に、脳の細動脈血管平滑筋はPAR1とPAR2を有していたが、太い血管あるいは精巣の動脈では、PAR1,2の存在が認められないか、あるいはごく一部にしか、PARsは存在しなかった。
・中枢神経組織の細胞(グリアと神経細胞)も普遍的にPAR1,2を有していた。また、Pia Materの細胞も強く染まった・
・機能的および形態学的な解析から、PARsの有無が、各種プロテアーゼに対する反応の差異をもたらしたと見なされる。
【予定していたが、できなかった事】
・昨年度も高速リアルタイム共焦点顕微鏡用のプログラムの改良ができなかった。これはバグフィックスによるものであったが、平成19年度早々にインストール予定である。
【来年度の予定】
・高速レーザー顕微鏡による画像取得とデータ解析を素速くおこなえるシステムを構築する。
・免疫組織化学で、脳の細胞にもPAR1,2が認められたので、その反応をイメージング法で見てみる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Quantitative Analysis of Photodamage During Fluorescent Bioimaging : Monitoring of Nitric Oxide Production using DAF-22006

    • Author(s)
      Kuroda T, Satoh Y, Akutsu-Yamauchi H, Shikanai Y, Miyata S, Saino T, Russa D, Habara Y, Cui Z-J:
    • Journal Title

      BIOIMAGES 14

      Pages: 9-18

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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