2008 Fiscal Year Final Research Report
An interdisciplinary and comprehensive study that analyzes the phenomenon of the commodification of the human body that has resulted from medical technologies and the market economy
Project/Area Number |
17390153
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Medical sociology
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
AWAYA Tsuyoshi Okayama University, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (20151194)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
KAMO Naoki 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (10027691)
SHIMODA Motomu 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90243138)
SATOU Junichi 高知大学, 医学部, 教授 (70295377)
HOU Nanho 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (70173573)
OSADA Hiroshi 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (60316049)
HOSHINO Shin 山口大学, 医学部, 講師 (00259649)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | 人体商品化 / 人体資源化 / 人体所有権 / 臓器売買 / 臓器移植 / 自己決定 |
Research Abstract |
本研究プロジェクトでは人体商品化現象について学際的・総合的に考察してきた。その結果、次のような結論に到達した。「人体商品化は人間の尊厳を間接的にではあれ侵害するものであるから倫理的に問題がある。しかし、その一方で、人体商品化はきわめて有用である。したがって、利益衡量が許されるなら、人体商品化は「倫理的に正しい」とまではいえないが、「倫理的に容認される」範囲に入るといってよい(倫理評価4段階説)。そうだとすれば、人体商品化は立法によって禁止されるべきであるとまではいえない。」
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Research Products
(15 results)