2007 Fiscal Year Annual Research Report
看護学でのサービスラーニングを応用した都市型・社会参加型カリキュラム開発と評価
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17390572
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Research Institution | St. Luke's College of Nursing |
Principal Investigator |
田代 順子 St. Luke's College of Nursing, 看護学部, 教授 (30134175)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菱沼 典子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (40103585)
松谷 美和子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (60103587)
及川 郁子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (90185174)
麻原 きよみ 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (80240795)
平林 優子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (50228813)
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Keywords | サービスラーニング / 看護大学生 / ヘルス・ボランティア / 看護学 / カリキュラム / 社会参加型 / eラーニング |
Research Abstract |
今年度の目標は、へルスホランティアについての一般学習サイド、および、ボランティア学生用サイドでの活用と学習効果を評価し、Web上の問題点を抽出し、改善することであった。 1. 一般へルスボランティア学習サイトの利用は、開始した2007年4月から2008年3月までで、113,724のヒットが記録され、14,448のアクセスを数えた。学生ボランティアのフォーカスグループでは、Webのアクセスの場所が不明確で、利用できなかったと報告された。大学Webからアクセスできるよう、改良を加え、Webに関しての「必要な情報は得られたか」、「年齢」「性別」に関してアクセス者のフィードバック情報を得るよう改良し評価を始めた。ボランティア活動報告(リフクションノート)は、今年度、19件であった。この活用は、ボランティア活動をしている学生の数と比較して多くはない。その要因調査を、ボランティア学生の中で、Web上の振リ返りノートの利用をしないかった学生の中で調査協カの得られた学生からフォーカスインタビューで利用に関する調査をした。一次分析結果として、1)現在はボランティア活動を義務ではないため、記録作成は動機付けとはならない、2)ボランティアの記録や同-ボランティア学生間の連絡携帯電話を使用してのメールであるため、PC上のコンピュータを使う時間とエネルギー必要である。3)Web上で、彼の学生の経験を参考にしたいが、現在のWebでは、彼学生の経験の共用はできない。4)デジタルに馴染んでいない、等であった。 2.プログラム改善計画Webアクセスしやすく、大学Webからリンクできるよう改善する。加えて、早期にボランティア学習をカリキュラム化し、その教授方法として、Web上学習を学生に普及し、ランティア活動を支援する必要があり、来年度、サービスラーニングとして体系化する予定である。
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Research Products
(3 results)