2005 Fiscal Year Annual Research Report
住民ニーズに則した包括的遺伝サポートプログラムの開発
Project/Area Number |
17390582
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
中込 さと子 広島大学, 大学院・保健学研究科, 助教授 (10254484)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横尾 京子 広島大学, 大学・院保健学研究科, 教授 (80230639)
藤本 紗央里 広島大学, 大学・院保健学研究科, 助手 (90372698)
佐村 修 広島大学, 病院・講師 (90314757)
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Keywords | 遺伝 / 住民ニーズ / 遺伝サポート / 地域支援 / ネットワーク |
Research Abstract |
本研究の目的は,地域住民と医療者が協働して遺伝的課題に取り組み,住民ニーズに対応した包括的遺伝サポートプログラムを作成することである。今年度は住民が遺伝・遺伝的問題に対してどのように認識しているか,内部構造を明らかにするために文献検討と社会調査を実施中である。 1)文献検討と調査票の作成:調査票は自記式構成型調査票とした。 住民に対する調査票は、住民の疾病観,健康観,障害者観,受診行動,医療者-患者関係,生活目標,生活スタイル,健康生活習慣,家族関係と役割,社会関係,地域帰属意識,サポーティブ・ネットワーク,生活自立度などを含むものとした。医療者に対しては疾病観,健康観,障害者観,受診行動,医療者-患者関係,地域帰属意識,医療サービス,偏見・差別観などを含むものとした。プレテストを重ねて調査票の改善を図り、その後、社会調査を実施する予定である。 2)対象者の決定 住民:母集団は広島市民 医療者:母集団は広島市内の医療者 サンプル数は住民および医療者を1000とする。 サンプリング方法は有意抽出とし、層化抽出法で行う予定である。
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