2008 Fiscal Year Final Research Report
The Synthetic Research of Royal Tombs and Capital City in the Han Period at Xianxi, China Based on High-technology
Project/Area Number |
17401028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Archaeology
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Research Institution | International Research Center for Japanese Studies |
Principal Investigator |
UNO Takao International Research Center for Japanese Studies, 研究部, 教授 (70115799)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KOH Rionms 東亜大学, 人間科学部, 客員教授 (20330722)
SENDA Minoru 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (20079403)
MORI Hirohisa 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (10282625)
SAKAI Hideo 富山大学, 理学部, 教授 (30134993)
OGATA Noboru 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 准教授 (30160740)
SHINNO Izumi 岡山大学, 文学部, 教授 (20172611)
TSUMURA Hiroomi 同志社大学, 文化情報学部, 准教授 (40376934)
MIYAMOTO Kazuo 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (60174207)
NANBA Junko 奈良国立博物館, 客員調査員
USUI Tadashi 大阪産業大学, 人間環境学部, 講師
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | 漢 / 都城 / 長安城 / 陵墓 / 皇帝陵 / 都市計画 / GPS / GIS |
Research Abstract |
中国陝西省において、高精度GPSを使用して、前漢長安城・皇帝陵の悉皆調査を実施するとともに、それ以外の関連遺跡の調査を実施してGIS上で空間分析をおこなった。その結果、前漢時代(紀元前2-1世紀)において、当時首都が存在した関中平野の全体において、天文観測に基づいた真北方位の都市計画があり、それにそって諸施設が配置されていることを明らかにした。その都市計画は前漢長安城の安門大街と初代皇帝劉邦の長陵を結ぶ線を中軸線として、長陵から東西方向に皇帝陵を直線配置していた。この都市計画の理念については、前漢首都域が、北方(遊牧民)・東方(中原・漢倭)・南方(四川・雲南)・西方(中央アジア)の十字路であり、かつ世界の中心と意識されていたと復元することができた。
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Research Products
(32 results)