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2008 Fiscal Year Annual Research Report

ペルー・ベラスコ軍事政権の軍内政治の力学

Research Project

Project/Area Number 17402007
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

大串 和雄  The University of Tokyo, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (90211101)

Keywords政治学 / ペルー / ベラスコ / 軍事政権 / ラテンアメリカ
Research Abstract

7月20日から8月28日までペルーに滞在し、リマ市のポンティフィシア・カトリカ大学で軍事政権の資料を調査した。当初の予定通り、軍事政権の閣議録下書きの調査をすべて完了した。ペルー滞在中には、ポンティフィシア・カトリカ大学社会科学部政治学科教授ロランド・アメス氏等と意見交換を行なった。また同じくペルー滞在中に、主要な書店や国際ブックフェアを回り、ペルー軍事政権関係およびペルーの政治一般に関する文献を購入した。
日本においては、ペルーで取ったメモを整理するとともに、ベラスコ政権、ペルーの政軍関係史、ペルーおよびラテンアメリカの軍思想、ラテンアメリカおよび世界の軍事政権等に関する文献を、近年刊行されたものを中心に検討した。
当初の私の意図は、ペルーでの調査の成果を踏まえて、かつて公刊したベラスコ政権に関する本を大幅に改訂し、スペイン語で出版することであった。しかし、本研究の対象時期からすでに30年以上が経過したため、本研究の対象時期に米国大使館が本国に送った公電をはじめとして、かなりの米国の資料が米国立公文書館で利用可能になっていることがわかった。そのため、平成21年度前半に米国立公文書館において調査を行ない、その後に著書の改訂作業に着手する予定である。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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