2006 Fiscal Year Annual Research Report
研究者の役に立つ著作権とセキュリティを考慮した知識の発見と流通に関する研究
Project/Area Number |
17500048
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
木下 宏揚 神奈川大学, 工学部, 教授 (70202041)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲積 泰宏 神奈川大学, 工学部, 助手 (30367255)
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Keywords | アクセス制御 / 個人情報保護 / 電子透かし / 著作権管理 / オントロジー / 情報共有 / カバートチャンネル / ファイアウォール |
Research Abstract |
・ユーザに適した画像検索 画像検索におけるクエリ生成手法は、ユーザが思い描いている所望の画像を負担なく適切にクエリとして生成できること,高い検索精度であることが望ましい.そこで,ユーザが検索システムに検索意図を明確に伝えられるパネル型クエリ生成インタフェースを用いた画像検索システムを提案した. ・Covert Channel分析制御のために推論を導入した情報フィルタ アクセス制御の視点から,Community Based Access ControlにPrologを用いたアクセスルールによる,推論機能を導入した。推論機能は,演繹推論規則をもとにして動作する推論エンジンで実行され,その推論エンジンはアクセス制御するための情報フィルタに組み込まれる.推論機能により,導入するシステムのポリシーに基づきアクセス権限を決める事が出来る. ・パケットフィルタリングの最適化 ファイアウォールにおけるフィルタリングルールの各要素から構成されるルール空間における結合則,吸収則,交換則,分配則の効率的な方法を示した。また、遺伝アルゴリズムを用いてルールをパラメータに変換し,交叉,淘汰を行いマッチング処理回数の削減を行う手法を提案した. ・P2Pネットワークにおける関連情報の動的抽出 そこで、ニュースサイト上に提供されているコンテンツに対してユーザがフォークソノミーによってタグ付けした結果を解析し,検索者と作成者との主観のズレおよび時間のズレに対する有効性を検証しているまたのを元に検索支援の応用方法を提案した. ・AgentBaseの情報カプセル DublinCoreを著作権の権限に拡張して,既存の情報カプセルにTake-Grantと情報フィルタ,エージェントを導入し,コンテンツ利用の利便性を向上する方法を提案した。
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Research Products
(14 results)