2006 Fiscal Year Annual Research Report
チームプレイスポーツのスキル向上を支援する情報技術の研究
Project/Area Number |
17500059
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
尾内 理紀夫 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (70323871)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 郁雄 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293109)
多田 好克 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 教授 (30179709)
小池 英樹 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 教授 (70234664)
稲見 昌彦 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (00345117)
林 貴宏 電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (60342490)
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Keywords | 情報システム / 画像解析 |
Research Abstract |
チームプレイスポーツ映像解析用に昨年度開発した画像センサにより取得した映像及びデータを効果的に用いるため、実写履歴画像を用いた新規画像インタフェースの開発を行った。実写履歴画像とは人物を含む移動体に搭載したカメラが撮像した過去の画像である。過去の画像に、移動体のモデルを現在の情報に従って描画することにより、第三者からのバーチャルな視点を作り出すことができる。取得した全方位画像を被験者の運動に基づき適宜処理することにより、チームプレイスポーツ時のような多数の対象が複雑な運動を行っても容易にリアルタイム、もしくはオフラインにて観測、解析することに成功した。 チームプレイスポーツ映像の識別研究として、画像からの物体領域抽出の研究を行った。既存手法が単一の物体領域の抽出を目的としているのに対し、本研究は複数の物体領域を抽出することを目的としている。第一歩として、単純な図形(ベクタ画像)を対象とした複数物体領域抽出法であるプリミティブ選択モデルを提案した。また、既存手法の動的輪郭モデルとの比較実験を行った。提案手法が複数物体領域抽出を可能とし、さらに、単一の物体領域に対しても既存手法より高速な抽出を可能とすることを示した。 スポーツにおける特定の型に沿った動作(振り)の練習を支援するためにマーカと加速度センサを用いて規範データベースとプレイヤの振りとの採点システムの要素技術の研究を行った。本研究では従来のマーカのみの振りの採点システムに加速度センサを加えることで、動作の採点をより的確にすることの実証を試みた。評価実験によりマーカのみの採点システムと提案システムを比較し、加速度センサの導入効果を確認した。
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Research Products
(4 results)