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2005 Fiscal Year Annual Research Report

コホート内患者対照研究における最適な対照選択法の開発

Research Project

Project/Area Number 17500183
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

藤井 良宜  宮崎大学, 教育文化学部, 助教授 (10218985)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) JOHN Cologne  (財)放射線影響研究所, 統計部, 副部長 (50344411)
中尾 裕之  宮崎大学, 医学部, 助手 (40336293)
Keywordsカウンターマッチング / 交絡因子 / コスト削減
Research Abstract

疾病の発生の原因を疾病発生割合や疾病率によって分析する疫学研究においては,コホート研究は重要な役割を果たしている。しかし,まれな疾病を対称にする場合には,コホート研究においては,多くのコホートメンバーと長期間の追跡を必要とするため,コストが高くなる傾向があり,それがコホート研究の問題点とされている。本研究では,相対リスクなどの疾病リスクの推定効率を出来るだけ下げずに,研究のコストを下げるための方法として,コホート内患者対照研究を用いている。この方法では,各患者に対してコホートメンバーの中から対照を選択して,詳しい曝露や交絡因子の情報を集めるのであるが,どのような対照を選択することがコスト削減に効果をもたらすのかを明らかにすることが本研究の大きな目的である。
今年度は1年目でありその準備に多くの研究時間を割いてきた。これまで,コホート研究における対照の役割やコホート内患者対照研究におけるカウンターマッチング法の位置づけやその有効性についてのサーベイを進めており,その結果をサーベイ論文という形で現在執筆中である。また,この議論の中で出てきたペアワイズ法を使ったカウンターマッチングデザインに対する解析方法の開発も進めており,その理論的な性質や具体的なデータを用いたシミュレーションによって推定方法の分析を進めているところである。この解析手法に関する性質についての研究を,今後も進めていき,解析方法とその性質についても学会等で発表していく予定である。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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