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2005 Fiscal Year Annual Research Report

プロテオーム解析を用いた膵癌に関する発癌メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 17500196
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionTokyo Medical University

Principal Investigator

齊藤 準  東京医科大学, 医学部, 助手 (80307321)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土田 明彦  東京医科大学, 医学部, 講師 (50207396)
粕谷 和彦  東京医科大学, 医学部, 助手 (80307313)
Keywords膵癌 / プロテオーム解析 / 二次元電気泳動 / 化学療法
Research Abstract

膵癌の切除率は向上しているものの,生命予後の改善は充分ではなく,手術以外の治療法である化学療法や放射線療法を含めた集学的な治療が必要である。また,膵癌患者それぞれの腫瘍細胞の特性に応じた治療法を選択していくため,抗癌剤の有効性について検討する必要があるものと思われる。一方,画像解析とともにタンパク質抽出後の二次元電気泳動手技の確立および安定化が必要である。このため,臨床検体の解析に先立ち,膵癌細胞株を用いた二次元電気泳動によるタンパク質プロファイリングパターンの画像化を開始した。膵癌細胞株はそれぞれの細胞毎に塩酸ゲムシタビンに対する感受性が異なるため,その感受性に応じて膵癌細胞株を分類し,それぞれの細胞株からタンパク質を抽出し,二次元電気泳動によるプロファイリングパターンの画像化を行っている。今後,これらの画像を解析し,プロファイリングパターンの差異について検討し,塩酸ゲムシタビンの感受性を予測し得るタンパク質発現について検索する予定である。また,現在,塩酸ゲムシタビンに対する耐性株を作製中であり,耐性株作製終了次第,親株と耐性株のタンパク質プロファイリングパターンの差異を解析し,抗癌剤耐性獲得によるタンパク質発現について検索する予定である。なお,手技の安定化が得られ次第,臨床検体より膵癌組織,その他の膵腫瘍組織,正常膵管上皮,過形成細胞などの組織を抽出し,二次元電気泳動によるプロファイリングパターンを画像化し,解析を行う予定である。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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