2005 Fiscal Year Annual Research Report
教師教育のための「かかわり学び創造プログラム」の開発とその有効性の検討
Project/Area Number |
17500395
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
高橋 和子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (10114000)
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Keywords | かかわり学び創造プログラム / 教師のインストラクション技術 / 教師の相互作用技術 / 安全で快適な授業の場づくり / 優れた教材 / 映像教材(補助教材) |
Research Abstract |
「かかわり学び創造プログラム」の開発は、乳幼児(川崎市母親学級)、小学校(横浜国立大学附属鎌倉小学校・山形大学附属小学校・旭川市立東光小学校)、中学校(横浜国立大学附属鎌倉中学校・横浜ふた葉中学校)、高等学校(埼玉県立川口青陵高校)、大学(横浜国立大学・関西大学・藤沢市立看護専門学校・川崎市立看護短期大学)、リカレント教育(神奈川県立保健福祉大学実践教育センター)、からだ気づき教育研究会ワークショップ(横浜ふれあえ場2005・湘南ふれあえ場2005)において、プログラムの検証を行った。その結果、(1)教師のインストラクション技術、(2)教師の相互作用技術、(3)安全で快適な授業の場づくり、(4)優れた教材(典型的ボディワークモデル)が、プログラム開発並びに映像教材作成にあたって、重要な視点として明かになった。 また、優れた教材の映像化を試みるために、人間の原初的な感覚が覚醒される「ふれる」を重視した典型教材とした実習「与えること・受け取ること」と、「ひと・もの」との関係性を重視する典型教材とした実習「新聞紙」を試作した。その映像を、「からだ気づき教育研究会」主宰の明日香ワークショップ(平成18年3月21〜23日)に参加した大学教員(青山学院大学・横浜国立大学・関西大学・三重大学)、臨床心理士(国際リラクゼーションセラピー協会・ホリスティック心理教育研究所・Center of East-West Dialogue)に視聴させ、問題点や課題を明かにした。それらの専門家らの指摘を踏まえて、再度映像を試作中である。 今後は、優れた教材の映像化をさらに図り、教員養成系大学並びに現職教育の研修プログラムとして提示していく。
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Research Products
(6 results)