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2006 Fiscal Year Annual Research Report

大学体育は学生の何を変えうるか-大学体育授業評価システム開発とモデル授業の構築-

Research Project

Project/Area Number 17500409
Research InstitutionTokyo Woman's Christian University

Principal Investigator

横澤 喜久子  東京女子大学, 文理学部, 教授 (60086379)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鳥越 成代  東京女子大学, 文理学部大学院総合文化研究, 教授 (70086362)
平工 志穂  東京大学, 大学院総合文化研究, 助手 (30302821)
張 勇  長野県短期大学, 幼児教育学科, 教授 (10290107)
跡見 順子  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90125972)
天野 勝弘  関東学園大学, 法学部, 助教授 (40184238)
Keywordsからだ教育 / 大学体育 / 授業成果 / 共通指標 / 実態調査
Research Abstract

平成18年度は大学体育(講義および実習)の成果・効果を知るための調査からデータ整理し、分析した。実習授業教材による心理・情緒的特徴、効果を知るために測定したPOMS testの分析、また、本年度は学生側に加えて、教育側、さらに社会側から大学体育授業に求められる体育教育内容について調査が進められた。
1.選択性による講義、実習授業の受講動機には特徴が見られた。講義全体では複数回答で70%が「授業内容」、53%が「時間帯」、49%が「からだについてもっと知りたい」と回答しているが、講義授業科目により「楽しそう」、「健康づくりに結びつけたい」、「からだについて知識不足」等が上位にあがってきている。実習授業の選択にはテニス、バドミントン等のスポーツ種目では60-70%以上の経験者が受講しており、ダンス系では半数以下、東洋系の日本の踊り、太極拳等ではほとんどが未経験者であるのが特徴である。受講動機では「授業内容」、「運動したい」、「面白そう」、「健康づくりに結びつけたい」、「何か運動をしたほうがよいから」が順にあげられる。スポーツ種目系では「楽しそう」、「運動したい」、「体力をつけたい」があげられるが、太極拳、日本の踊り等では「「全く初めてなので」、「健康づくりに繋げたい」が上位にあがる。
2.講義、実習の共通評価システム案作成による受講後の意識調査(からだ・運動・体力・健康に関する意識調査、知的レベル等)により、講義内容、実習教材によって特徴がみられた。
3.授業前後のPOMS testにより、実習教材により特徴が見られた。全般的に「抑うつ・落ち込み」、「怒り・敵意」は下がり、「緊張・不安」、「疲労」ではスポーツ系ではレベルが上がり、太極拳、日本の踊りでは下がる傾向が見られた。
4.教える側の教員、企業・一般社会人側等で大学体育教育、からだ教育とはどんな内容が期待されているのかについてアンケート調査を実施した。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2013-10-24  

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