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2006 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝子改変による有酸素運動下モデルマウス作成と、糖代謝に与える影響についての検討

Research Project

Project/Area Number 17500414
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

鈴木 浩明  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 講師 (40344890)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 豊島 秀男  自治医科大学大宮医療センター, 総合医学I, 助教授 (20197966)
山田 信博  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (40200729)
Keywords骨格筋 / PPARδ / 運動耐容能 / 糖尿病
Research Abstract

1.骨格筋特異的PPARδトランスジェニックマウスの作成
C57/BL6とKK/Taマウスにヒトαアクチンプロモーターと恒常発現型PPARδcDNAを導入した骨格筋発現トランスジェニックマウスを作成した。C57/BL6では、インジェsクションをした108匹中3匹でトランスジーンがゲノムにインテグレートされていたが、2匹で骨格筋にトランスジーンの発現がなく、1匹は骨格筋で発現を認めたものの不妊であった。
KK/Taマウスでのトランスジェニックマウス作成については、1回目のインジェクションでは7匹生まれたうち2匹がトランスジーン陽性であたが、1ラインは不妊、もう1ラインは骨格筋でのトランスジーン発現を認めなかった。2回目のインジェクションでは、14匹中2匹がトランスジーン陽性で、いずれも骨格筋でのトランスジーンの発現をRNAおよびタンパクレベルで認めた。得られた2ラインのトランスジェニックマウスを繁殖し、ホモマウスの作成を行った。以下は、KK/Taで作成した骨格筋特異的PPARδトランスジェニックマウスでの検討である。
2.骨格筋特異的発現PPARδトランスジェニックマウスの体重変化
普通食飼育下では、WTとヘテロ、ホモの3群に有意な体重の変化は認められなかった。
3.骨格筋特異的発現PPARδトランスジェニックマウスの運動耐容能についての検討
ワイルドタイプ(WT)マウスとトランスジェニックマウス(ヘテロ接合体、Tg)にトレッドミルにて運動負荷を行った。まず、60m/分のスピードで60分間負荷をかけた後、15分毎に1m/分ずつ速度を増加させ、歩行距離を計測したが、WTとTgで歩行距離に有意な差を認めなかった。
4.骨格筋特異的発現PPARδトランスジェニックマウスの血糖コントロール状況についての検討
WTマウスとヘテロTgマウスで、HbAlcに有意な差は認められなかった。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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