2007 Fiscal Year Annual Research Report
初等・中等教育における<電磁波と物質の相互作用>実験教と材の開発
Project/Area Number |
17500573
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
千葉 芳明 Miyagi University of Education, 教育学部, 教授 (40113881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 亮 鳴門教育大学, 学校教育学部, 准教授 (50199577)
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Keywords | 学生物理実験 / 物理教育 / 磁気光効果 / 電磁波教材 / 屈折率の温度依存 / ソレノイド自己インダクタンス / 磁化測定装置 / 屈折率の温度依存 |
Research Abstract |
1、銅線と手作りコイルを活用した、電気磁気に関する学生基礎実験の開発、 1)電流に関する基礎実験(オームの法則)2)電気抵抗の温度依存性3)電流の作る磁界と磁石の作る磁界4)電磁誘導の法則、5)交流回路の基礎実験6)物質の磁気的性質を系統的に行う実験教材である。 2、手作りコンデンサーの用いた水の屈折率の温度依存性実験教材の開発 1)平行平板コンデンサーを試作し、その電気容量を測定する。2)次に極板の間に誘電体を挿入したときに電気容量が増加することを確認する。3)極板の間に液体の水を挿入したときの誘電率の変化を調べる。4)水の温度を変えたときの誘電率の変化を調べる。以上を系統的に観測して誘電率の理解を深める実験装置の開発に取り組んだ 3.偏光状態の視覚化教材の開発 偏光による着色現象を用いて、光が横波として伝搬することを理解するに学習ポログラムを検討してきた。今回は、直線偏光が高分子シートを透過したのち、偏光状態を直線偏光、楕円偏光、円偏光に変わることを観察する実験教材の開発と検討を行った。その結果、光の色によって偏光状態の変化が明確に現れることを確認できた。
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Research Products
(1 results)