2005 Fiscal Year Annual Research Report
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17500591
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
古川 義宏 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40033930)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古賀 信吉 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30240873)
田中 春彦 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90033638)
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| Keywords | 化学教育 / 安全教育 / 教材開発 / カリキュラム開発 / 教育実践 |
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| Research Abstract |
1.大学における化学安全教育のコンテンツ開発
化学物質の反応性と安全な取り扱いについてのコンテンツ開発を目的として,強酸・強塩基,可燃性物質,有毒気体,酸化性固体,酸化剤,有機溶媒などの関与する化学反応について大学基礎化学教育レベルでの化学的解説について検討した。また,これらの化学現象を安全教育の素材として取り上げるための演示実験教材の開発を行った。
2.理科教員養成における化学安全教育の実践的研究
小・中・高等学校における化学実験における事故事例について再検証し,学校現場において安全な化学実験を企画し指導するための留意点についてまとめ,理科教員養成のための教材としてこれらの留意点を網羅したWebページの開発を行った。これらの成果を活用して,理科教員養成課程における化学安全教育のための授業プランを作成し,次年度における授業実践のための教材,教具,および指導資料の準備を行った。
3.小・中・高等学校における化学安全教育
現行の指導要領における化学の学習内容を基にして,日常生活における化学物質の取り扱いについての基本的な理解を促す発展的な実験教材の開発を行った。化学薬品の混合による有害気体の発生,酸化剤と還元剤の混触による爆発,および物質の加熱による可燃性気体の発生を例として,従来の化学の学習内容との関連を明らかにし,化学安全教育に関する発展的な実験教材の開発を行った。従来の学習内容からの展開例を示すとともに実験教材の詳細についてWeb教材を作成し,次年度の中・高等学校における化学安全教育のための教材の準備を行った。
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