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2005 Fiscal Year Annual Research Report

ICT環境での説明技能を育成する方法に関する基礎研究

Research Project

Project/Area Number 17500626
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

岸 学  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40143622)

Keywords説明技能 / プレゼンテーション / ICT / 評価項目 / Web教材
Research Abstract

本研究は,説明技能の育成・指導法を構築するための基礎知見を得ることを目的として実施している。平成18年度は,説明技能の指導に不可欠な評価方法を中心に検討した。
(1)プレゼンテーション指導における評価項目の検討(日本教育工学会第21回大会p.839-840):児童及び大学生を対象に,長期にわたるプレゼンテーション指導の前後で自己評価及び他者評価の重視点の変化を明らかにした。その結果,指導の重視点は大きく変容し,プレゼンテーションの「テーマ」「資料の厳選」「結論の明確さ」「リハーサル」が,指導とともにその重要度の認識が高まった。同時に,この傾向は大学生でも同様であったが,大学生の場合,評価者間の分散の大きさが顕著であった(現在,学会誌に投稿準備中である)。
(2)説明を目的とした文章の評価方法の検討(東京学芸大学紀要,57,93-102.):(1)でメディア使用による説明技能の評価を取り上げたのに対し,同時に文章表現の評価方法も検討した(この検討は前年度までの科研費研究を引き継いでいる)。研究では,説明文(意見文)について,文体・表現方法,テーマなどの違いによって評価がどのように変動するかを実験計画法に基づき検討した。その結果,学習指導要領に準拠した評価項目では,文末表現のあり方に大きく影響を受けることがわかり,説明に対する評価項目の設定をさらに検討する必要が生じた(成果は東京学芸大学紀要に報告)。
(3)Web教材による説明のわかりやすさの評価(教育心理学会第47回総会,p.398.):Webでの教材提示に際して,提示のレイアウトによって読みのパターンが異なり,それがわかりやすさに影響することを示した(現在,学会誌に投稿中である)。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 作文の評価項目に関する検討 -意見文の評価は何に影響を受けるのか-2006

    • Author(s)
      吉川愛弓, 岸 学
    • Journal Title

      東京学芸大学紀要 総合教育科学系 第57巻

      Pages: 93-102

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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