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2005 Fiscal Year Annual Research Report

学習指導案オーサリングシステムの開発と実用化

Research Project

Project/Area Number 17500636
Research InstitutionShiga University

Principal Investigator

岩井 憲一  滋賀大学, 教育学部, 助教授 (80273390)

Keywords指導案 / オーサリングシステム / Webアプリケーション / XML / メタデータ
Research Abstract

各校時の授業の流れをまとめた指導細案のための学習指導案オーサリングシステムの開発と実用化に関する研究に対して,平成17年度は,以下のような研究を行った.
(1)ある程度の実用化に耐えうるシステム環境の改善と再構築
(2)指導細案の書式およびプリファレンス情報の策定
まず(1)であるが,申請者が作成していたこれまでの学習指導案オーサリングシステムは小規模であったことから,すでに実際の指導案作成指導を行う授業時においてもアクセス集中によるハングアップが生じるなど運用上いくつかの間題がみられており,これを解消する必要があるためである.そこで,本申請によって新たに学習指導案オーサリングシステムのための中規模サーバを導入し,Webアプリケーション化されていたシステムの移行を行い,システム自体の強化を図った.これにより,構内LANをはじめとするネットワーク環境以外の改善が行われ,マルチユーザ・マルチタスクにおけるある程度の安定化が実現され,中規模なサーバシステムへと発展させることができた.
次に(2)であるが,指導案の汎用かつ実用的な書式を見いだすために,いくつかの科目や単元での指導案を収集し,オントロジー的な観点で分析を行った.すなわち,指導案の構成を本来のデータとメタデータに分割し,それぞれについて検討した結果,現時点で現状のような指導案の書式が明らかになった.書式はすでにXML形式の記述言語で策定され,指導案のデータベース化が行われている.また,書式を構成する各項目の記述内容について,その内容の傾向分析を行い,プリファレンス情報を抽出した.これをシステムに導入することにより,指導案作成の際に,ユーザに対してある程度の方向性を自覚させることが可能となった.

  • Research Products

    (2 results)

All 2006 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 指導案オーサリングシステムTeaPoTの検討2006

    • Author(s)
      岩井 憲一
    • Journal Title

      教育システム情報学会関西支部主催若手研究者フォーラムhttp://www.nbu.ac.jp/~tsubokura/JSiSE/20060211/iwai-4.pdf 11-feb・egg03

      Pages: 3

  • [Journal Article] 指導案記述言語TDLのオントロジー的考察2005

    • Author(s)
      岩井 憲一
    • Journal Title

      電子情報通信学会技術研究報告 105・298

      Pages: 47-52

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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