2006 Fiscal Year Annual Research Report
e-Leaningにおける学力評価モデルの標準化に関する研究
Project/Area Number |
17500671
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Research Institution | Gifu Shotoku Gakuen Junior College |
Principal Investigator |
津森 伸一 岐阜聖徳学園大学短期大学部, 助教授 (50342051)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯本 征雄 岐阜聖徳学園大学, 経済情報学部, 教授 (10029994)
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Keywords | e-Learning / 多肢選択問題 / Moodle / 学力評価 / 情報処理技術者試験 |
Research Abstract |
本年度は、多肢選択式問題と並び客観テストによく用いられる問題形式である穴埋め問題を対象とした学力評価モデルの検討を行った。 穴埋め問題は用語等の意味理解を問うためにしばしば用いられる問題形式である。一方、用語の学習は名称等を単に丸暗記しても学習効果は薄く、用語の定義や性質・効果、他の用語との関連等を包括的に捉えることが肝要である。そこで本研究では、単なる正否による採点評価ではなく、知識量・理解度という2つのパラメータを定義し、習得した知識を広さ・深さの観点から測定する数理モデルを開発した。本モデルは、特定の用語を含む問題の正答数と、同じ用語を形式の異なる問題で問うた場合の正答数の情報を用いることを特徴とし、これにより多くの知識が深く定着しているか否かを測定する方法を示した。このモデルの詳細について、別紙に示す2件の発表を行った。 なお、研究計画では多肢選択式・穴埋め式の学力評価モデルを本年度に一括して実装する予定であったが、多肢選択式の学力評価モデルの実装を前倒ししたため、本年度は穴埋め問題の学力評価モデルの提案にとどまった。 平成19年度は、穴埋め問題の学力評価モデルをMoodleに実装する予定である。また、自由記述式問題の採点評価モデルも実装し、モデルの正当性の評価を行う予定である。
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Research Products
(2 results)