2006 Fiscal Year Annual Research Report
ネットワーク・デジタル学習資源の品質評価システムの開発と運用評価
Project/Area Number |
17500678
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Research Institution | National Institute of Multimedia Education |
Principal Investigator |
芝崎 順司 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (60270427)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 智嗣 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70280550)
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Keywords | ネットワーク / デジタル / 学習資源 / 品質評価 / 改善基準 |
Research Abstract |
本研究では、北米、欧州、大洋州等世界各地で行われているネットワーク・デジタル学習資源の評価方法・評価基準・評価項目・評価ツール等に関する研究や実践事例をできるだけ多く収集し、収集した資料や知見の検討を行い、特徴を抽出し、わが国におけるネットワーク・デジタル学習資源の品質保証、改善の基準を開発し、高等教育機関に提供した。次に、これらの品質保証、改善の基準を実装させたネットワーク・デジタル学習資源の品質評価システムを開発し、その運用評価を行うとともに、オンライン上にシステムを公開した。また、メディア教育センターが開発したデジタル学習資源の品質評価を、品質評価システムを運用により実施し、学習資源の選択利用のための情報サイトとして公開し、品質評価のあり方のモデルを提示した。 ネットワーク・デジタル学習資源の評価方法・評価基準・評価項目の継続的収集 昨年度に続き、先行する海外のネットワーク・デジタル学習資源の評価方法・評価基準・評価項目等について、訪問調査、電子的アンケート調査、Web上の関連ホームページからの情報収集などの手段により調査を実施した。 ネットワーク・デジタル学習資源の評価方法・評価基準・評価項目の検討、分析 収集した資料や知見の検討を行い、特徴を抽出する。また、ネットワーク・デジタル学習資源の品質保証活動の現状の分析やネットワーク・デジタル学習資源の評価方法に関する教育段階や国別の差、特徴の抽出、比較を行った。 ネットワーク・デジタル学習資源品質評価システムの実用化と運用 メディア教育センターが開発したデジタル学習資源の品質評価を、品質評価システムを運用により実施し、学習資源の選択利用のための情報サイトとして公開し、品質評価のあり方のモデルを提示した。
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