2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17510122
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
石井 博昭 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (90107136)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 浩 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (60210176)
斉藤 誠慈 大阪大学, 情報科学研究科, 助教授 (90225714)
塩出 省吾 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (40154174)
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Keywords | 施設配置 / バッチスケジューリング / 価格安定問題 / ホテル予約システム / 包絡分析法 / ポートフォリオ問題 / 生産計画 / 多様な需要 |
Research Abstract |
1)研究分担者の塩出氏と代表者の石井は施設配置問題で幾つかの成果を発表した。石井は北京で7月に行われたIFSA2005の国際会議で、都市に施設を作る時に利用者間で意見が違う多様な状況で、造る場所の良さも考慮したモデルを考え、その最適配置を考察した。現在、選抜論文として審査中である。さらには、このモデルをより現実的な距離に拡張したモデルを11月に行われた第11回APMCで発表した。これも選抜論文として審査中である。塩出氏は多様な需要の下での競合施設配置モデルをやはり前述のAPMCで発表し、これも選抜論文として審査中である。 2)ホテル等の予約ににおいて、最近はinternetでの早期割引予約を受け付けているがその場合の部屋タイプの最適配置について、石井は小出氏と論文を公表するとともに、ハワイで7月に行われたIFORS2005でその発展モデルを発表した。 3)石井は野菜の作付け問題に対して豊永、伊藤氏とともに、最適割り当てについて考察した論文を公表した。 4)石井は腐敗しやすい製品に関する在庫問題のファジィ版を考え、韓国での10月に行われた韓日物流セミナーで招待発表をした。 5)石井は幾つかのバッチ生産モデルを考察し、論文公表と国際セミナーでKanthen K. Harikrishnan氏と発表を行った。 6)石井はポートフォリオ問題で可能性を考慮した最適配分モデルについて、蓮池氏と一緒に沖縄で6月に行われた第4回NACAで発表した。この論文は投稿中で査読待ちである。 7)石井はこの研究課題に関連した研究成果について2つの講演会で概要を解説した。 8)研究分担者の森田氏はこの研究課題に関連した生産計画について、論文の公表を幾つか行った。また、杉谷氏と共同で上記IFORS2005で研究成果の発表を行った。 9)研究分担者の斉藤氏は石井とともに、ワルラス経済理論において派生する価格安定問題に関するモデルについて上記APMCで発表した。 10)森田氏はまた、DEA(包絡分析法)による事業体の新しい順序付けに関する研究を行い、2つの論文を公表した。
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Research Products
(6 results)