2005 Fiscal Year Annual Research Report
デュアル・キャリア・カップルの就業状況・家計管理と育児支援に関する調査研究
Project/Area Number |
17510218
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
高橋 桂子 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (50311668)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 桂子 千葉大学, 教育学部, 教授 (80234475)
草野 篤子 信州大学, 教育学部, 教授 (00180034)
倉元 綾子 鹿児島県立短期大学, 生活科学科, 助教授 (20225254)
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Keywords | デュアル・キャリア・カップル / 共稼ぎ世帯 / カップル調査 / 既婚女性の就業 / 育児・家事 / 世代間交流 / 生活満足度 / アンケート調査 |
Research Abstract |
3ヶ年計画の初年度である平成17年度の研究内容は、(1)先行研究のサーベイ、(2)アンケート等差の設計・実施であった。 (1)に関しては、Being Together, Working Apart(2005), The Two-Body Problem(2003)などを講読した。その他、今日、社会科学において日々進化している統計手法についても適宜、勉強会を開催した。 (2)は、シカゴ大学が実施した、我々と同様の問題関心による、共稼ぎ世帯を対象とした仕事・育児・家庭生活全般に関する調査結果があった。その結果と比較できるように我々の独自調査票を設計した(夫婦のカップル調査)。調査票原案は7月の研究会でほぼ確定し、UIゼンセン、JAM、電気連合、フード連合とサービス・流通連合の5組合から調査協力を得た。9月に調査票印刷(外注、女性労働者票9頁(実質)、配偶者票5頁)、10月に調査票を配布し、年末にかけて回収した。その結果、女性労働者票約2,000、その配偶者票約2,000の回収を得ることができた。データ入力も外柱したので鋭意、分析中である。なお、調査項目の概要は、Iフェイス・シート、II仕事、III育児・家事、IV世代間交流、V生活満足度、である。 アンケート調査の最後にヒアリング調査に協力いただけるかどうか尋ねたところ、183人から快諾いただいた。ヒアリング調査が次年度の大きな仕事の1つとなる。
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Research Products
(1 results)