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2005 Fiscal Year Annual Research Report

日本におけるキリスト教教育の宗教的変容に関する基礎研究-カトリシズムを中心に

Research Project

Project/Area Number 17520059
Research InstitutionShirayuri College

Principal Investigator

佐々木 裕子  白百合女子大学, 文学部, 助教授 (60286888)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 市川 誠  立教大学, 文学部, 助教授 (60308088)
Keywords教育 / カトリシズム
Research Abstract

本年度は、1.日本においてカトリシズムに基づく教育実践とその思想的背景となっている各教育修道会やカトリック系学校に関する基礎データ収集、及びその整理とデータベース化、2.次年度のインタビュー実施対象学校・対象者(教員・修道者等)の選定のための先行調査・文献の検討、3.いくつかの学校の訪問調査やカトリック系学校の現職の教員・学校関係者たちに対するインタビューを行った(北海道・沖縄・名古屋・関東周辺)。また、将来的に比較対照する予定である、日本と関わりのあるフィリピンの教育系国際教育修道会やそれらを取り巻く歴史的状況に関する基礎調査・基礎資料収集を行った。
具体的には、日本におけるカトリシズム教育に関する先行研究や歴史資料がまとまった形ではほとんど残されていないことから、各教育修道会や学校に散在している一次資料を収集することから始めることになり、各学校・修道会において、それぞれの歴史的な経緯に詳しい関係者たちをリストアップすることを行い、次年度の本格的なインタビュー調査のための予備調査を行うこととなった。とりわけ、様々な歴史的背景や地域文化との関わりなどについては、ほとんどが文字化されていないことから、ヒアリング及びインタビューにおいて、その概要を得、さらに的を絞ったインタビューが必要とされることとなった。戦後に日本にやってきたカトリックの教育修道会やカトリック系学校に関しては戦後60年余ということもあり、ちょうど世代交代の時期にも当たり、歴史的資料や一次資料を収集することが困難になってきている。またそれに伴い、その教育方針が大きく変わりつつある時でもあるのるため、次年度の研究においては、一次資料収集と共に、インタビュー調査をより重点的に行う計画である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] フィリピン-近年の格差是正政策の成果と課題-2006

    • Author(s)
      市川 誠
    • Journal Title

      アジアの就学前教育-幼児教育の制度・カリキュラム(池田充裕編著)(明石書店)

      Pages: 207-230

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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